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海外留学の費用はどれくらい?お金がない時に留学する際の注意点をFPが解説

留学するにはどれくらいのお金がかかるんだろう?
留学を希望するお子さんをお持ちのご家庭では必ず疑問であり、かつ気になる問題でもありますよね。
そこで今回はお子さんが留学をする際に一体どれくらいのお金がかかるのか、どう言った所に一番お金がかかるのかという疑問と共に、もし留学する際にもお金が足りなかった際にどうすればいいのかを、お金のプロであるFPが解説していきたいと思います!

第1章 海外留学費用は250万円超えが相場!?留学にかかるお金の詳細

留学というとまず必須なのは海外への渡航になります。海外では物価はもちろんお金を使う環境も変わってしまいますし、環境が大きく変わりすぎることにより最初のうちはアルバイトなどができず自分で暮らしていくことはほぼ不可能になるため、必ずご家族の支援が必要になります。
そこでまずは留学に際してどのようにお金がかかるのか、かかる金額はどのように動くのかについて確かめていきましょう。

場所・時間・学部・公立や私立によってお金はかなり変わる

お子さんが留学をするに当たって留学費用は大きく3つ。場所・公立/私立・学部によって変わってきます。

場所

以下で主な留学先の費用をランキングでまとめました。

3ヶ月 半年 一年
アメリカ 80〜120万円 110〜190万円 230〜410万円
イギリス 70〜110万円 100〜170万円 190〜360万円
カナダ 60〜110万円 100〜140万円 170〜300万円
オーストラリア 60〜110万円 130〜180万円 180〜380万円
ニュージーランド 60〜80万円 90〜140万円 170〜300万円
フィリピン 15〜30万円 30〜60万円 60〜120万円

留学費用が一番安いのはフィリピンと言う結果になりましたが、やはり人気でいうとアメリカやカナダが一番人気にの留学ポイントになります。特にアメリカは留学受け入れ先大学が多くあり、日本との単位交換の留学生の受け入れも盛んになっており、留学ぼイメージとしてもアメリカはかなり人気の場所になっています。
今回は費用で比較をしてみましたが、実際に留学を経験した方の意見としてもアメリカやカナダは教育環境や宿舎の生活環境も良いと評判になっています。対照的にフィリピンやその他の東南アジアの大学は教育環境は他所とそれほど差はないものの、治安の問題や宿舎の衛生環境などが問題視されており、留学の行き先を価格のみで選ぶことはおすすめしません。

その点で言えばニュージーランドは教育環境も生活環境も比較的評判がよく、留学する料金もアメリカやオーストラリアより安いこともあり、コスパがいい場所としておすすめの留学場所です。

公立/私立

留学先の公立大学と私立大学で学費は大きく異なってきます。
公立大学の留学費用は多くが一律しており、文系であれば大体一年の学費で150〜200万円ほどで考えておくことがベストです。
私立の場合は州によって大学にかかる費用がよりけりになっており、文系の場合でも35,000ドル。420万円〜が相場になっています。
「私立だけでそんなにかかるの?」と思ってしまうかもしれませんが、アメリカは日本と違い、私立大学の数より、州立や市立などの公立大学の数が圧倒的に多いため、ほとんどの学生が公立大学に通うことが多くなるでしょう。
私立大学になるとハーバード大学やイエール大学といった名門校が多く、専門的なことを学ぶために留学するといったことが多いため、そもそも留学ではなく大学側から呼ばれた学生も多いため多くの学生が公立大学を選ぶことになると言えるでしょう。

学部

学部は結論からいうと理系の場合はかなり費用がかかってきます。
文系の場合は〜ほどが相場になっていますが、理系の場合は学科などの細かい相場を加味しても250〜300万円前後の価格になっており、文系学生の留学費用全て合わせた金額が理系学生の授業料となっています。
文系の場合は日本では歴史的文献があるような大学の学費が高くなる傾向がありますが、留学をしている学生のほとんどがビジネス系や言語学系であるため理系との価格差が大きくなっているのが現実です。
特に私立の名門大学の理系は研究設備が整っており高くつく場合がありますので注意が必要です。
ただ、理系の留学を受け入れているのは留学受け入れ先大学でもごく一部であり、留学生の大部分が語学留学であるため、お子さんが理系という趣旨を伝えていない限りはそこまできにする必要はありません。

目安は200万円〜350万円前後

以上で大まかにかかる大学留学の費用についてご紹介してきましたが、留学の目安は一年に200万円〜350万円と考えておいた方がいいでしょう。
先ほど表で表したようにアメリカ留学が一番高くなってしまうためアメリカの場合は300万円〜の価格設定を考えておいたほうが良いでしょう。

授業料・教材費

公立〜私立の文系に注目してみると、授業料と教材費を合わせて全てで220〜300万円前後でみておくと良いでしょう。公立大学の方が安くなる傾向がありますが、もし現地で必要な資格取得などを考えている場合はそれに加えた料金を事前に調べておくと良いでしょう。

生活費

生活費は国は関係なしに月に10〜15万円を考えておくと良いでしょう。仕送り額としては日本の相場と比べて少し高い傾向がありますが、アメリカ留学の場合は州や場所によって変わってきますので、事前に確認しておきましょう。
対照的にフィリピンなどの場合は物価が日本と違うため生活費が2〜4万円に抑えることができ金額的に楽に過ごすことができます。

交遊費

交遊費としてお金を渡す家庭もあるようですが、多くの場合は現地の生活に慣れた頃に自分でアルバイトをして稼ぐという学生さんが多いようです。
相場は物価にもよりますが、大まかに2〜3万円くらいを考える学生さんが多いです。アルバイトでの収入がこれくらいですが、中にはこのお金を生活費の足しにしている学生さんも多いため、交遊費は親御さんからもらえる仕送りによって変化してくると言えるでしょう。

留学にかかる初期費用はどのくらい?

留学にかかる初期費用としてあげられるのは渡航費とビザを取得していない場合にかかるビザ取得費用です。パスポートの更新を行なっていない方であればパスポートの更新費用も必要になります。場所にもよりますが、渡航費は10万円いないと見積もっておくといいでしょう。特にアメリカやイギリスは渡航費だけで、往復15万円以上かかってしまうこともあります。フィリピンや韓国、台湾と違いアメリカやイギリスは格安航空で渡航することができないため、渡航費用をどこも同じくらいと考えてしまわないように気をつけましょう。

第2章 みんなはどうやって用意してるの?留学費用を賄う方法は?

現地でアルバイトをする

学生の多くは留学を開始してから3ヶ月ほどでアルバイトをする方が多くいらっしゃいます現地でも就労ビザを取得することで、限度額は定められているものの交遊費や生活費にお金を回し生活を整えている学生さんは多くいらっしゃいます。

留学のためのローンに加入する

日本政策金融公庫などの公共団体が用意している教育ローンを利用することで留学のために必要となるお金を利息はかなり安く、年利1.71%ほどで借り入れることができます。もし仮に一年で200万円が必要になる場合は約4万円ほどの利息で済むためお金に対応できない方は現地で利息分だけ親に負担してもらうという場合もあるようです。

ワーキングホリデーとして留学をする

もし、お子さんが「海外に住んでみたい」や「海外で活動をしてみたい」ということである場合はワーキングホリデーを利用してみるのもいいかもしれません。
ワーキングホリデーとはいわば「就労ができる長期旅行」のようなものです。ワーキングホリデーは二国間が認めた人材であれば1〜2年と言った定められた期間だけ現地で仕事をしながら生活することができルため、実際に経済的理由から留学ができない方が一年間大学を休学してワーキングホリデーに参加し、独学で外国語を習得するということもあります。
お子さんと相談しどうしても海外での経験が欲しいという場合であればワーキングホリデーも海外渡航の手段の1つとしていいかもしれません。

現地で有効になる保険のために既存の保険を解約する

留学をする際には保険を変えるもしくは保険に新しく加入する必要があります。
日本にいる際に有効になっている保険も留学として外国にいる場合はその保険が適用されないことが多くあり、留学のために保険を変更される方が多くいらっしゃいます。
そのため保険を解約して得たお金を利用して留学費用に充てることもできるため、おすすめの方法になります。

第3章 まとめ!安く留学に行くならプランをみて保険の見直しで費用を考えてみよう!

いかがでしたでしょうか?今回はお子さんが留学する際に必要になってくる留学費用についてご紹介してきました。留学は違う国の文化に直接触れることができ、多言語の勉強にもなり、人生の中でも思い出が深い機会になることは間違いありません。
そこで一度FP(ファイナンシャルプランナー)にご自身の家計事情を相談し、どれくらいのお金を節約してどれくらいのお金を浮かせることができるのかを調べてみませんか?
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