最近は、スポーツや芸術などの各方面での日本人活躍で、子どもが幼いころから複数の習い事に通わせる親も少なくありません。事実、子どもの夢を叶えるためには、幼いころから習い事に通って経験を積むことは大変重要です。

しかし、習い事には月謝などの高額な費用がかかりますよね。習い事にお金をかけすぎて家計が苦しいという家庭も多いのではないでしょうか？一人っ子の家庭ならともかく、子どもが2人、3人といた場合には家計のやりくりも大変でしょう。

親としては、自分の子どもにはやりたいことを思いきりやらせてあげたい気持ちが出るのは当然です。

そんな習い事をさせるうえで、問題となるお金の問題を解説する方法はないのでしょうか？ここではそんな問題の解決方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね！

第1章　なぜ習い事をさせるのか？

最近では多くの子どもが習い事をしています。定番の学習塾や運動系のほか、絵画や習字などの美術系、芸術や集中力を鍛えるなど、いろいろな種類の習い事があります。
習い事を始めるきっかけも、子どもから行きたいといった場合や、親が習わせたいと思った、近所の子どもや親にに誘われたとかいろいろなケースがあると思います。

いずれの場合も、子どもにとって悪いという影響はないと思いますが、複数の習い事で子どもの生活に負担が生じては本末転倒です。特に、子どもが幼い頃は親の立場ではなく、子どもの目線に立って考えてあげましょう。

第2章　習い事にかかる（かける）お金はいくらくらい？

では、一般的に子どもの習い事にかける費用はいくらくらいなのでしょうか。

近年のデータでは、幼児で月平均で約6,500円、小学生で約15,300円、中学生で約22,200円となっています。この金額には、学習塾やスポーツなどの費用が含まれ、地域や親の所得などは加味していませんが、だいたいはこの程度なのではないでしょうか。

子どもの年齢が小さい頃ほど学習費よりもスポーツ活動などの費用が高く、高学年になるにつれて学習費用が高くなっていくのは想像に難しくないと思います。

第3章　習い事は何種類？

現代では、毎日のように習い事に通う子どもがいるように、いったいどれくらいの子どもが習い事をしているのでしょうか。

1人当たりの習い事の平均数は、幼児から小学生までで平均1.92という数値が出ていますので、小学生以下の子どもは、だいたい1人当たり２つくらいの習い事をしているということになります。

第4章　習い事をさせるお金がないときはどうする？

いまや、多くの子どもが習い事をしていますが、たくさんの習い事をさせるとなるとそれだけお金もかかります。その費用を余裕をもって払える場合はいいのですが、出来る限り抑えたいというのが本音ではないでしょうか。

習い事にさまざまな種類があるように、費用が高いもの、比較的安いものなどいろいろあります。個人で経営するそろばんや書道、地域のスポーツ少年団などのボランティア的なクラブ活動は月謝が安い場合が多いようです。

また、親が自分の得意なことを教えるのも素晴らしいことです。親にとってはそうでないかもしれませんが、子どもにとっては、自分の親が自分に教えてくれることはたいへん誇らしく、また親を尊敬できる要因になります。

親自身がプロフェッショナルでなくてもいいのです。出来る限り、子どもの成長に寄り添うことが大切です。

第5章　習い事のお金に困ったら相談料無料のFPに相談しましょう！

どうしても、子どもの習い事の費用に困った場合は迷わずにFPに相談しましょう。
FPは家庭のお金を管理するプロフェッショナルです。各家庭の家計にあわせたマネープランを提案しながら、理想的なライフプランを立ててくれます。

子どもの習い事につかえる費用を捻出する方法を考えつつ、それ以外の無駄を節約したり、子ども以外の生活費も考えた家計の見直しを行ってくれます。

子どもが幼いころは定期的な家計の見直しも必須です。マネーのドクターといわれるFPに相談することは、こどもの定期健診を受けるようなものです。家計がカゼをひかないようにしっかりと管理して、子どものためになる習い事をさせてあげましょう。