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子どもが進学したけど学費が払えない!そんなときに相談すべき窓口を紹介します

家計が急に厳しくなって学費を払えなくなり、いまや学生の12~13人に1人という割合で退学を考えているという衝撃の内容がニュースで放送されています。

新型コロナウィルスの感染拡大を受け、親御さんの収入が減ったり、学生自身のアルバイト収入も途絶えてどうにも出来なくなってしまい、せっかく頑張って入学した大学を自主退学せざるを得ない状況になっているのです。

しかし退学を考える前に、まずは利用できる支援制度がないかを確認してください。学歴は、人によっては一生を左右するかもしれない大事な肩書、資格です。

今回は、そんな学費うや授業料の支援制度について紹介してまいります。ぜひ参考にしていただければ幸いです。

第1章 大学生や専門学校生が学費に困ったときに安心して使える公的な相談窓口

新型コロナウイルスの影響により、経済的な影響を受けている学生への緊急対応措置として、文科省は「学生の“学びの支援”緊急パッケージ」を令和2年12月から設けています。

これは、学習意欲ある学生が経済的理由によって大学等の修学を断念することがないようにするためで、在学する学生を緊急的支援するものです。

※詳しくは文部科学省HPを参照ください。

文部科学省が推薦する第一の相談窓口として、独立行政法人 日本学生支援機構が挙げられます。日本学生支援機構は「各種の奨学金制度」を扱うところなので、聞いたことがある方も多いと思います。

2020年からスタートした高等教育無償化制度もあり、最近では給付型奨学金も受けつけられておりますので、まずはチェックしてみて下さい。具体的には、新型コロナウイルス感染症に係る影響を受けて家計が急変した方への支援、奨学金の制度(給付型)の問い合わせや申請もできます。
また貸与型奨学金もコロナ禍の影響で、緊急採用や応急採用も拡大。貸与型の奨学金の制度の問い合わせ、受けつけも行っています。
まずは奨学金相談センターに相談してみて下さい。

※奨学金相談センターはこちら 

第2章 大学生・専門学校生の奨学金以外の生活費支援

学生の生活費支援など学費以外の部分でも、それぞれが通う大学や専門学校で現金給付や公的貸し付けを行うケースがあります。

目先の学費や生活費に困った場合には、まず通う大学や専門学校の学生課に相談してみましょう。

学費の納付延期、独自の給付型奨学金がある大学もある

大学の学生課に相談することで、場合によっては授業料の納付期限を半年間延長してもらえたり、少しずつ分割で支払う分納という払い方ができる場合もあります。

また、大学や専門学校によっては、経済的な困窮で困っている学生に学校独自の給付型奨学金や授業料免除を実施している場合もあります。

先ほどの日本学生支援機構の奨学金の申請の場合でも、基本的には通う先の大学や専門学校で書類を揃えることになりますので、まずは学校の学生課や事務局に相談してみて下さい。

成績優秀者の場合には、学費が免除になることもあります。

第3章 民間の銀行などで教育ローンを借りる方法もある

これは緊急時の対応になりますが、銀行やゆうちょ銀行、JA、各種共済など、民間の金融機関においても低金利で学費を支援する商品が数多くあります。

これはあくまで借金であり、学業を頑張ったからといって無料になることはありません。しかし商品によっては奨学金の金利よりも安かったり、即座に振り込みが完了するといったメリットもあります。

借り入れには審査もありますので、必要な場合にはいずれにせよ早めに確認しておくことをおすすめします。

第4章 もしも学費が払えなくなった!そんな時はまずFPに相談してください

もしもあなたが学費を払えなくって困ったり悩んでいるときは、ぜひFPに相談してください。FPは保険や金融商品の専門家であるだけでなくご家庭のマネー、すなわち家計のドクターとも言われています。あなたのご家庭にあるさまざまな問題を上手に解決すべく、適切なアドバイスを提供致します。ご相談については、ご自宅やカフェなどでの対面だけでなく、ズームやTeams(マイクロソフト社)などを用いたオンラインで行うこともできます。なお、ご相談の申込みは、メールアドレスだけでOK!下記「無料相談窓口」より申し込みページにアクセスいただき、メールアドレスだけ入力し送信ボタンを押してください。その後、お名前や相談内容、面談希望日(3つまで入力可)といった詳細情報を入力するページのリンクをメールでお知らせいたします。

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