COLUMN

ドルコスト平均法って何?有効な場合と不利益になる場合について解説

投資に興味がある初心者の方が最近増えてきていると思います。
よく投資の話の中で出てくるドルコスト平均法という単語ですが、有効な場面や不利益になる場面がなかなかわかりにくいですよね。

今回はそんなドルコスト平均法の特徴とメリットデメリットについて解説していきます。

ドルコスト平均法とは

ドルコスト平均法は例えば毎月1万円と購入金額を決めて商品を買い続ける方法です。
1商品が200円の時には商品が50個買えますし、400円の時には25個の商品を買います。
安い時には多くの商品を買い、高い時にはあまり商品を買わないことによって平均してみると安く商品を買うことを狙った投資の方法です。

ドルコスト平均法が有効な場合

ドルコスト平均法が有効になる場合は価格の値動きがわからず、上下落を繰り返す場合です。
投資の先行きは読みにくいので、必ずしもその投資商品が上がり続けるかがわかりません。
安い時に多めに買って、高い時にあまり買わないという投資の原理原則が簡単に達成できることがメリットです。

投資のブレ幅を抑えながら安定して利益を上げたいと考える場合にはドルコスト平均法を利用して投資を行うことは有用だといえます。

また、毎月安定して商品購入をすることで投資のペースがつかみやすく、ストレスがかかりにくくなる精神的な効果もあります。

例えば下のケースのように5か月間1万円ずつドルコスト平均法を用いてある商品を買ったとします。
その場合には平均単価で購入した場合に500個しか買えないはずの商品が時間をうまく分散したおかげで650個購入することができています。

4月 5月 6月 7月 8月 平均
商品価格 100 50 200 50 100 100
購入量(1万円) 100 200 50 200 100 650

ドルコスト平均法が不利益な場合

ドルコスト平均法は価格が上がり続けると考える投資の場合にはあまりお勧めできない手法です。
理由としては価格が上がり続ける金融商品を買うのであれば最初に一括で資金投入をするほうが効率がいいからです。
また、一般NISA等で投資をする場合には控除枠を上手に使いきれないリスクも抱えることになるので、ケースバイケースで使い分ける必要があるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
ドルコスト平均法を用いることで投資のブレ幅を抑えながら購入価格の平均を抑えられることが見えてきたと思います。
一方で上昇局面では有効に機能しない可能性もあることが見えてきました。
こういった投資に悩んだ際にはファイナンシャル・プランナーに相談をしてみるとよいでしょう。

ケーススタディを用いながらわかりやすく投資について教えてもらえますよ。

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