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住宅ローンの審査の基準は何?FPが紹介する押さえておきたいポイントと落ちる理由を解説

住宅購入にはマンションや戸建に関係なく巨額な資金がかかり、住宅購入は人生最大の買い物と言われています。そんな住宅購入のほとんどが住宅ローンを組んで購入することになります。しかし、住宅ローンは誰もが無条件で組めるわけではないため、ご自身の収入や職業などにあった借入額と期間を設定しなければなりません。
そこで今回は住宅ローンを組む際に審査される基準がどんなものであるのか。住宅ローンの審査で落ちるポイントや審査に落ちてしまった際の流れをご紹介していきたいと思います。

第1章 ズバリ落ちる理由はなに?住宅ローンが通らない時に確認すべきポイント

住宅ローンの審査には大きく分けて2つ。人物評価と物件評価の2つで審査を行い住宅ローンの申請が可能かどうかを判断します。
結論から言うと、住宅ローンの評価の大きな部分を占めるのは人物評価です。
そのためまずは人物評価で重視されるポイントとして落としたくない点を見ていきましょう。

人物評価で落ちてしまう理由

住宅ローンの審査が通らない一番の理由である人物評価では
そこで住宅ローンの審査で落ちてしまう部類をランキング化してご紹介していきます。

1.完済時年齢

住宅ローンが通らない理由ナンバーワンとしてあげられたのは完済時の年齢です。言い換えれば完済時の年齢が住宅ローンの審査でもっとも重視されると言うこと。
この年齢が若ければ若いほどいいと言われていますが、これはあくまで月々の負担を少なくして返済が可能になるからです。
実質平均すると住宅ローン完済の平均期間は14年となっているため、早くにこの期間に返済を実行できることで、月々の返済額が分割してやすくなります。しかし、勤続年数お反映されるため、若くして住宅購入を考えている場合は勤続年数を考慮した計画を立てていきましょう。

2.職業の種類

次に重視されるのは職業の種類です。
職業の種類では公務員か否かが一番のポイントになります。公務員として勤務して勤続年数も3〜5年を超えていれば借入額にもよりますが、かなり通りやすくなると言えるでしょ言う。

3.担保評価

住宅ローンを組む際に担保がある場合はその担保になるもの評価によっても住宅ローンの申請や借入額が変動していきます。

4.年収

住宅ローンでは申請時の年収はあまり関係ありませんが、借り入れ金額や金利の調整を行うときに年収は大きく注目されるポイントとなります。
ご自身で借り入れができる金利や元払い金に大きく関わる年収ですが、インセンティブやフルコミッションなどの所属する会社の給与体制によって審査基準は大きく変化してくるため、今の年収と言うことより年収を算出する給与体制が一番注目されるポイントだと認識しておきましょう。

5.健康状態・雇用形態

住宅ローンの申請で最後に注目されるのは健康状態と雇用形態です。
最後に注目されるとはいえ、この部分に難がある場合は借入額の調整はおろか、住宅ローンの申請すらも厳しくなる可能性がありますので十分に見極めていきましょう。
健康状態ではまず、持病があるかどうかの確認、もし持病があってもその分でしっかり保険に入り積み立てができていれば問題ありませんが、もともと持病がなくても生活習慣病などにかかっていたりした場合は、人物評価として評価を下げられることが多くあります。

雇用形態では主に正社員と非正規社員、自営業であるなどの勤務形態が問われます。
非正規社員である場合は正直なところ住宅ローンの申請は難しいと思った方がいいでしょう。
とはいえ現在では非正規労働者の数も過去の統計と比較しても増えており(2019年8月現在)非正規雇用や正規雇用に関係なく住宅ローンを申し込むことができるようになってきています。

労働力調査(詳細集計) 2019年(平成31年・令和元年)4~6月期平均(速報)結果

もし非正規雇用である場合でも住宅ローンに申し込みたいと考えている場合には、住宅金融支援機構などの独立行政法人が行なっている支援制度を利用して住宅ローンの申請や借入額を調整してきましょう。

第2章 住宅ローン審査に落ちた時の対処と落ちてからの流れを解説!

まずは借入額を変更してみよう!

住宅ローンの審査に落ちてしまった際にはまず原因究明から。多くの方が
「借り入れ希望額に対して返済責任がないor返すことが難しい」と判断されることが多いです。そのため、まずは借入額を変更して審査を受けるようにしましょう。しかし本審査を短い期間で繰り返すのは禁物。
そこで希望額に近い金額を事前の審査で提示し、合格であれば本審査でその金額を提示しましょう。
このときオススメするのは事前審査では本審査の時に提示する金額を少し上回る金額を提示しましょう。本審査では事前審査より少し厳しい目線で審査されるため、事前審査で提示した希望額に合格すれば本審査でも合格する可能性が高くなるためです。
このように本審査に何度も申請するよりも、事前審査で実験的に希望額に合格するかを確認しておくことでより確実に本審査に望むことができます。

審査基準は機関にそれぞれ!審査される金融機関を変えてみよう!

住宅ローンの審査基準は金融機関によってそれぞれです。そのため、もし事前審査などで合格が出なかった場合は違う金融機関の事前審査を受けてみることをオススメします。
事前審査ではなく本審査で落ちてしまった場合は借入額を変更したりすることで合格することもありますが、事前審査で落とされるなら根本的な問題解決が必要になるため金融機関を変更することで解決することがあります。

第3章 まずは相談してみよう!必要ならプランの見直しも考えていく

以上、住宅ローンが組むときの審査で注目されるポイントでした。住宅ローンはあくまで住宅を購入するための借金です。計画的に返せる金額を設定し、問題なく返せる期間、プランを立てていくことが一番大切になります。
そこで住宅ローンを組む際にはまず、住宅ローンを組むあなたの収入や仕事柄からどんな金額であれば返していけるのかをじっくり考えていく必要があります。

住宅ローン、誰に相談するのがいいの?

昨今、ローコストで住宅を建てることが注目され、誰かに事前に相談をして住宅購入を進めていくことも多くなっています。
それではどんな人に相談すればいいのでしょうか?
結論から言うと住宅購入の相談はFP(ファイナンシャルプランナー)に相談することをお勧めします。

住宅購入の相談はほとんどが有料!FPは無料で相談可能!

住宅購入についてローンやその他の資金繰りを相談しようと思っても、多くの機関では相談料を取られてしまうことがあります。しかし、FPの場合は無料で何度も相談が可能!いつでも気軽に相談することができます。

契約に関係なく相談ができるのはFPだけ

FPはどんな時でもお客様本位の提案、悩みの解決が目的になっています。そのため保険の押し売りや相談料などの必要はなく、問題があれば何度でも相談が可能になっています。

住宅購入のそのさきを見据えた計画が一番大事

住宅ローンで相談できる多くの機関や人は、住宅ローンに関するプランなどに着目した話になりますが、 FPへの相談の場合はどんな住宅ローンを組むとこれからのライフプランにどんな影響があるのかについて話すことになります。
つまり、住宅ローンについてのみを話すのではなく、住宅ローンを組んだ後のライフプランをより良いものにするためにどのようにローンを組めばいいのかについてアドバイスをしてくれるため、より安全で確実な住宅購入が可能になります。

いかがでしたでしょうか?
今回は住宅購入に関して
最後は住宅ローンを返すためのシミュレーションをしっかりと行い、それぞれのプランと比較して一番確実なプランを作っていくことが大切になります。
そのためにも住宅ローンのプランを考えるならFPに相談することをオススメします。「保険の見直しくん」では住宅ローンでお悩みのあなたと経験豊富なFPを無料でマッチング!
お気軽にご相談ください。

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