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[2020年版]家を売る際の火災保険はどうなるの?マイホーム売却の気になる保険ポイントまとめ!

あなたが自宅を売却する際に次の引っ越し作業に追われ、ついうっかり忘れて放置しがちなのが、もともと入っていた火災保険などの解約処理です。
火災保険は、保険料を一括で支払う方が保険料が安くなりお得な場合が多く、ほとんどの人が5年や10年といった長期間の保険料を一括で支払っています。
そして、保険期間の満期を待たず、途中で自宅の売却や引っ越しなどで、火災保険を変更したり解約することになったときに、経過していない保険期間分の保険料を払戻すことが出来るのですが、火災保険が掛け捨て保険と勘違いしており、解約手続きを放置してしまう人も少なくありません。
また火災保険は、家を売る際に解約しようと思っても、その手続きをする時期がたいへん重要になります。解約日を間違えると、保険の効く期間が変わり、万一のときに保険がおりなくなるからです。
それでは実際に家を手放す際に、いったいどのタイミングで保険の解約をすればいいのでしょうか?
ここでは、そんなお家の火災保険の解約について、保険のプロフェッショナルであるFPが詳しく解説していきますので、自宅の売却や引っ越しの予定がある方はぜひ参考にしてくださいね!

第1章 まずは確認!家を売る際に入っていた保険を知ろう

家を売るには、家を購入した際の保険の解約が必要になるため、家を購入した際に加入した保険についてしっかり確認しておく必要があります。主に家を購入した際に入らなければならないとされている保険は「火災保険」と「家財保険」の2つ。それ以外にも「地震保険」などもあり、家を売る際にはこれらの保険の解約をしなければなりません。
保険証券をしっかりと保管していればいいのですが、紛失などでどこにあるかわからない場合は早めに保険会社に連絡をして、再発行手続きをしておきましょう。
保険証券の再発行手続きは、基本的には契約者本人が保険会社に連絡することでスムーズに手続きすることができます。もしも本人が何らかの理由で連絡出来ないときは、すぐにFPにご相談ください。

期間の余った分の保険料は返還される?

結論から申し上げると、火災保険の解約の際には保険料が返還されることが多くあります。しかし加入している火災保険の保障の満了期間が1ヶ月未満しか残っていない場合は保険料は戻ってきませんので、注意が必要です!

自動的に解約される訳ではない!

火災保険は家を売却した時点で自動的に解約される訳ではありません。そのため、火災保険を解約するには、加入者ご自身で火災保険解約の手続きをしなければならないのです。そして火災保険の解約は本人確認や書類、その他の手続きなどが必要になるため電話一本での解約は不可能です。
家を売る際にはそれらのことも考慮しておき、家を売却するための計画を立てていきましょう。

第2章 ここが重要!火災保険を解約するタイミングはいつがベスト!?

それでは実際に保険を解約するタイミングはいつが一番ベストなのでしょうか?

火災保険を解約するタイミングは家の引き渡しが終わった時!

保険の解約は家の引き渡しのあとが一番良いとされています。その理由は2つあり、まず家の引き渡し前に保険を解約してしまうと、その家に何かトラブルがあると引き渡し前の家主の責任になってしまうから。そして火災保険は引き渡し後に自動的に効力がなくなってしまうからです。
しかし、この場合火災保険は無効になってしまいますが、解約はされてはいませんので、もし保障期間が残っていた場合、その分戻ってくるお金が少なくなってしまうため、効力がなくなってしまうものの解約手続きは済ませなければなりません。

解約の前に必ず家の修繕チェックを!

家の火災保険を解約する際に解約手続きのタイミングだけでなく、家の様々なところが傷ついていないかの修繕チェックも必要な項目になります。
日本は台風や地震などが多く発生するため、欠陥は意外なところで見つかるもの。保険の解約前であれば修繕費は火災保険で補うことができるため問題ありませんが、もし、家を売却した後に家を修繕しなければならないポイントや大幅に改築しなければならない箇所が出てきてしまった場合、その修繕費は売却側になることが多く、保険を解約しているとその修繕費を自腹で払わなければならなくなってしまうので注意が必要です。

無保険の期間は作らないでおこう!

売った家は次の家主さんに任せるものとしても、次に住む家の保険は」すぐに申し込むようにしておきましょう。家は大きな資産、大きな買い物であるとともに何が起こるかわかりません。しっかりとお家のリスクに備えて保険には加入しておきましょう。

第3章 もしも解約を忘れていたら?

もしもあなたが、引っ越し後に火災保険の解約を忘れていたことに気づき、慌てて保険会社に連絡をした場合、退去後に解約を申し出ても基本的には退去日に遡って解約返戻金を請求することは出来ません。それは、解約日が、退去日ではなく、解約手続きをした日になるからで、実質的に退去日から解約日までに納めた保険料が無駄になってしまいます。
しかし、基本的には先ほど記したように、解約日を退去日まで遡ることは出来ませんが、稀にではあれど、引っ越し後に保険の解約を忘れていなことに気づいて、保険会社に連絡をして交渉をすると解約日を遡ってもらえる場合がありますので、諦めずに、速やかに連絡をして内容を話し、交渉してみることをお勧めします。もしも交渉が苦手な人や、保険内容に疑問のある人は、なるべく早くFPにご相談いただければ対応できるかもしれません。

第4章 保険のことはFPにお任せください!

いかがでしたでしょうか?以上がお家を売る際の保険の解約のポイントになります。
お家を売る際の保険は、解約のタイミングと次に加入する保険をしっかりと考えて行くことが重要になります。解約は自動的にされるものではなく、自分で直接保険の手続きお行う必要があります。戻ってくるお金も計画的に考えていかなければなりませんので、お家を売る際にはこれらのこともしっかり考えて計画を立てておかなければなりません。
また、解約手続きを忘れていたり、保険の契約内容がよく分からない場合でも、まずは保険会社に問い合わせて見ることが先決です。
もしもあなたが、保険証券を紛失していたり解約手続きを怠っていたりして、どうにも出来なくなって諦めようとしている、そんなときは、家計のお金のドクターであるFPに相談してください。
FPは保険の解約手続きのタイミングや次の保険の手配までを、豊富な経験と知識で柔軟に対応し解決するだけでなく、お困りごとにもしっかりと寄添ってまいります。FPは、いつでもどこでも電話1本であなたのご都合に合わせて出張・相談料無料で訪問いたします!

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