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お答えします!子どもの一人暮らし、初期費用はどれくらい?

子どもが成長して独り立ちするその第一歩は、住み慣れた実家と親元を離れ一人暮らを始めるときでしょう。

親にしてみれば、立派に成長した子どもの独り立ちは嬉しい反面、寂しく心配でもあります。そんな独り暮らし、大学進学や就職など理由はさまざまでしょうが、必ず必要なのがその費用ですね。

では、若者の一人暮らしにはいったいどれくらいの費用がかかるのでしょうか?

最初の住居にかかる初期費用から、その後にかかる生活費までを計算し、一人暮らしを始める際の目安となる金額をお金のドクターであるFPが診断してみました。

一人暮らしを始めるお子様のいる親御さんは、安心してこどもが生活できるように生活環境を整えて心配なく送り出せるように、ぜひ参考にしてくださいね!

第1章 子どもが一人暮らしを始める費用はどれくらい?

子どもが成長して一人暮らしを始める場合、大学進学や就職など一人暮らしを始める年齢や場所はそれぞれあると思います。いずれの場合も、新しく住む住居にかかる初期費用と生活費が必要ですので、その目安となる金額を見積もってみましょう。

初期費用はどのくらい必要?

初期費用は、一人暮らしを始める際に最初にかかるお金です。
ここでは、一般的なワンルームタイプのアパートに住む場合の平均家賃額6万円をベースに考えてみましょう。

住居費

賃貸物件にかかる費用は借りる部屋のタイプで変わってきますが、通常で敷金や礼金、仲介手数料、火災保険料、カギの交換費用などの諸費用を合わせて、だいたい家賃の5ヶ月分くらいかかると考えて下さい。この場合は家賃が6万円なので30万円が目安になります。

敷金は、部屋を出る際に戻ってくることもあるお金です。なるべく部屋をきれいに使うことで戻るお金が多くなりますし、傷などをつけると逆に修繕費を取られますので、初めて実家を出るお子様にはくれぐれも丁寧に扱うように伝えましょう。
その他にも家具と引っ越し代でそれぞれ10万円位、最低で合計20万円を用意する必要があります。

節約してスタートしたい場合は、リサイクル家具やリサイクル家電、自分で引っ越しするなどすれば費用は抑えられます。

ここまで、ざっと合計50万円程度が必要です。

水道光熱費と食費

水道光熱費は、一人暮らしの場合は月平均で1万円位と思えばいいでしょう。
家族数人で暮らすよりはそれぞれの基本料金があるので割高になってしまいますね。
また、冷暖房の使用頻度や都市ガスかプロパンガスかによっても月5千円位上がる季節があるでしょう。

次に食費ですが、外食がどうしても多くなりがちです。学生なら月3万円、社会人なら4~5万円位が相場ですが、学食や社員食堂を上手く利用すれば節約できます。

その他の費用

それ以外では、今の時代欠かせない通信費(携帯電話とインターネットなど)と交際費
それ以外の日用品費といったところでしょうか。

最近では家に固定電話を引かない家もあるので、携帯電話料金とポケットWiFiなどを利用して月1万5千円程度が最低費用です。

交際費は学生と社会人では大きく変わりますし、個人差が大きいですが月1万円~2万円位を予想して、残れば貯蓄にまわすように心がげればいいでしょう。

そのほかの日用品も性別や個人でかなり変わります。しかし、最低でも1万5千円位は見積もっておくようにしましょう。

そのほかにも不意の出費となる医療費や薬代、趣味や娯楽などで費用がかかることもありますが、上記のトータルで月10万円~15万円位が目安となる金額です。

学生さんの場合は、アルバイト代を生活費の足しにすることもあるでしょうが、生活が落ち着くまでは生活費を親が用意しないといけませんので、生活が落ち着く3ヶ月位は仕送りで生活できるくらいの金額を用意しておくと安心ですね。

第2章 一人暮らしの費用を節約するコツは?

初めての一人暮らし。後々の生活のためにも無駄遣いは禁物です。日頃から節約して生活するように習慣づけをすることが大切です。
生活費を節約する場合は、家賃と生活費の両方で考えましょう。

家賃の節約法

家賃を節約するなら、部屋を狭くして我慢するか、最寄りの駅や都心から離れたところで安い物件を探すなどできます。しかし、離れたところに住むと交通費がかさんで逆にお金がかかることもあるので、しっかり計算して注意するようにしましょう。

生活費の節約法

生活費で節約を考えるなら、節約する大きなポイントは食費です。自炊することが栄養面でも1番ですが、例えばペットボトルのお茶やジュースを毎日1~2本コンビニや自動販売機で買わずに、自分のステンレスボトルで沸かしたお茶を持参するだけでも月5千円ほどの節約ができます。また、普段の買い物もコンビニでなくスーパーマーケットやディスカウントショップを  使うと随分節約できるでしょう。

一人暮らしでも、普段の生活費を節約するには「塵も積もれば山となる」という気持ちをもって無駄を省き、必要なところは使うというメリハリが大切です。

第3章 一人暮らしを始める前にFPに無料相談してください!

初めての一人暮らしは、家族以上にお子様が不安を持っています。できる限り、最初のうちは様子伺いの連絡をして、不安の内容をフォローしてあげましょう。
そして、お金に関する不安は気軽にFPに相談してください。FPは家庭のお金のドクターです。家族の生活で困ったことがあれば、いつでもどこでも電話1本で無料の出張相談を受け付けています。お金のこと以外でも、不安なことがあればなんでも相談可能です。
家族の保険や学費、積立預金など、家族生活の心強い支えとなるようにしっかりアドバイスをいたします!

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