まだお金をムダにする?子どもの独り立ちのタイミングで家計を見直すべき理由
子どもが独立すると家計の負担はかなり軽くなりますね!
しかし、夫婦2人になって余裕ができたからと無計画にお金を浪費してしまってはいけません。子どもの独立時の自分の年齢にもよりますが、そこからが「老後」に向けた自分のお金を準備する時間になるからです。
とはいえ、今まで子どもをメインに考えた家計のやりくりを、急に自分の老後のために準備しろといわれても、想像すらできないのが本音ではないでしょうか?
最近では老後の2,000万円問題とか、老々介護とかいろいろいわれていますが、実際にどのように準備するのか、いくらいるのか?など不安材料がいっぱいです。
ここでは、子育てが落ち着いてからのお金の管理方法について解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。
第1章 子どもが独立すると生活はどう変わる?
子育て期間は、子どもの成長に合わせて教育費や習い事、家族での旅行やレジャーなどライフイベントも多いものです。
これらにかかる費用は、一般的な世間の常識や、家庭周辺の生活レベルに合わせた形で、お金の管理が自然にできていたのではないでしょうか。
しかし、子どもがいなくなると、夫婦の価値観でその生活スタイルは一変します。
老後の浪費に要注意!
いままで子どもの養育に費やしてきたお金を、車が好きな夫や海外旅行好きの妻など、浪費する危険性のある趣味で、罪悪感なくどんどん使ってしまうこともあります。
夫婦二人で生活し、まだ収入のある年代であれば、その収入も低くは無いでしょう。
そんな時こそ、しっかりとしたマネープランを立てて、家計を管理することが大切です。
では、いったいどのように管理し計画すればよいのかを、次に解説していきましょう。
第2章 夫婦で目標を設定することが大切
人は目標がないとお金の管理がしにくくなります。余裕があるから大丈夫!といった考え方は禁物です。
老後の生活に目標を持とう!
老後の生活に大切なことは「目標」と「計画」です。
目標や計画は、別に「老後の準備」に限る必要はありません。「旅行」や「車」といった趣味でもかまわないのです。目標ができて、計画することで、家計を管理することがクセづけられ、節約をして無駄遣いをしなくなります。
無駄遣いがなくなれば、自然と未来を予測した「人生の計画」も出来るようになってくるのです。
このように、人生に目標を持つことは、お金の管理という側面だけでなく、人生を明るくいきる「生きがい」という良い影響にもつながるのです。
第3章 お金の管理を習慣にする
子どもの独立は長い間の家族が減ることを意味し、大きな寂しさを伴います。そして、長い時間費やしてきた大きな負担や労力から解放されるときでもあります。
子育ては、大きな幸せがありますが、その幸せと同じだけの苦労もあります。
子どもが独立すると、そこから解放されるわけですから、多少のご褒美として、夫婦で海外旅行などに出掛けるのは大変良いことと思います。
老後の浪費は気の緩みから
しかし、お金を使うことに慣れてしまうと「浪費癖」になることもあります。
一旦浪費癖がつくと、そこから脱出するのは大変難しいのが現実です。
子どもの独立は、ある日突然やってくるものではありません。ですから、その前に夫婦で新たな人生の目標や計画を確認しあって、今度は、自分たちの人生を豊かにするためのお金の管理をしていきましょう。
第4章 FPに無料相談!セカンドライフを豊かに暮らしましょう
子育てが終わって、それまでは節約してつつましく生活していた夫婦が突然浪費しだして老後破産するというケースが目立っています。時代は変化しており、平均寿命の延伸や社会保障費の問題などで、自分の老後は自分で管理していかなければならない時代になりつつあります。
そんな時代だからこそ、セカンドライフのライフプランという考え方が一般的になってきました。子どもが独立したからといって、子どもが親の老後の面倒をみるということが難しくなり老々介護といった問題も表面化しています。これからは高齢者であっても、自分のお金の管理を自分でしなければいけないのです。
FPは、家庭のマネーのドクターとして、いろいろな角度から家計を分析して、無理のないマネープランを提案してくれます。趣味や娯楽をたのしみつつ、安定した老後の生活を満喫できるように目標設定し、管理してくれるFPを活用し、あなたのセカンドライフをより充実したものにしましょう!
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