40代からの資産形成にお勧めの方法は?
40代を迎えた方々から多く相談を受けるのはそろそろ老後に向けての資産形成をすべきでしょうかというご相談です。
状況によっては子どもの教育資金のピークを迎えていたり、や親世代の介護にお金を必要としていたりとライフステージが様々な方が多い年代です。
今回は40代の方にスポットを当て、資産形成にお勧めの手法について解説していきます。
40代からの資産形成のポイント
40代の方特有の資産形成の段階としてすべての資産をハイリスク資産にはおけないということが挙げられます。
もちろん余剰の資金であれば別なのですが、おそらくこの記事を読まれている方は今から資産を形成する段階の方が多いので、ハイリスク資産においてしまったがために投資を失敗するリスクを許容することができません。
50代や60代に向けて10~20年といった中期的運用を考える場合には投資物を混ぜ合わせ、リスクマネジメントを行う必要があります。
逆に今から70代・80代で使う資金をためる場合には長期的な運用を行えますので、株式や不動産といった投資物を積極的に取り入れることができる段階にあります。
資産形成を行ったものを果たしていつ使うのかを確認しながらためていくのが40代からの資産形成のポイントです。
なぜ貯蓄だけでは資産形成がだめなのか
貯蓄はインフレに非常に弱いです。インフレとは平たく言うと物価の上昇のことで、資本主義が続く場合には基本的には長期にわたってインフレを起こすケースが多く、デフレになるケースは稀です。
デフレ時には貯蓄があれば問題がないのですが、物の値段が上がっているタイミングでは貯金の価値が日々減り続けることになります。
例えば100円で買えたものが次の年に200円出さなければ変えない場合にはお金の価値が半減しているといえます。
ほぼ必ず起こりうるインフレリスクに備えるために、投資によって利息を付けることが安全に資産形成を行う一歩になります。
低リスクの金融商品は?
低リスク型の金融商品は投資信託や生命保険といった金融機関が販売している金融商品をまずは活用することがおすすめです。
理由としては投資初心者の方がいきなり株式や債券といった現物資産を購入することはハードルが高く、目利きがかなり必要だからです。
例えば投資信託の場合様々な会社の株式や債券がプロの目利きによってパッケージ化されて販売されています。
そのため、やみくもに投資をするよりも方向性が間違っていなければリスクを抑えられることも考えられます。
また、生命保険に関しては契約時に利回りが確定されているものが多く、保険会社倒産時にも責任準備金の90%は保護がかかりますので、資産をいきなりなくしてしまう危険性は少ないといえます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は40代の方に向けて投資の障りの部分をお伝えさせていただきました。
実際に投資に踏み込む場合にはいろいろな人の意見を聞きながら少しずつ投資を始められるとよいでしょう。
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