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【定年退職前の準備】老後にゆっくり過ごすために必要なことをまとめてみました!

定年退職したあとは子どもたちも巣立ち、自分の趣味や夫婦で旅行三昧といった夢のような自由な生活がしたい。そんな定年退職後の夢のような生活が、近年になり実現することが難しくなりつつあります。

少子高齢館による社会不安や、長引く不景気による職場のリストラや退職金の減少などといった不安要素は事欠きません。そんな現代社会ですが、そんな時代だからこその未来への備えをしっかりとして計画することが大切になります。

そこで今回は、定年退職後にもしっかりとした楽しい生活を送るために、定年退職を迎える前にしておくべき必要な準備を解説していきます。これから定年退職を迎える人やその家族の方は、是非とも参考にしてくださいね!

第1章 定年退職後の生活を考える

定年退職を迎えた後に、皆さんはどんなことをして過ごそうとお考えでしょうか?
定年退職をした後は、趣味ややりたいことに没頭して毎日楽しい生活を送ることができるという当たり前だったことが、近年では年金だけに頼っているだけではなかなか難しくなっているという現実があります。

定年退職後に受け取れるお金や収入

大前提として、定年退職後の生活にかかるお金は人それぞれで違いがあります。一般的には退職金の平均額が2,000万円ということを考えると、もし65歳で退職して80歳でなくなるとすれば15年間という期間があります。15年を2,000万で割ると一年で133万円程となり、1ヶ月でおおよそ11万円の手当がでます。そして年金の平均額が5万5000円だとすると16万5000円をほとんど無条件で受け取ることができます。そこで今回は16万5000円をベースにして、以下の項目を見ていきましょう。

生活費の平均は22万円

定年退職した後にかかる生活費は、夫婦二人の生活費としておよそ22万円が必要だと言われています。もちろん生活費は人それぞれで、住宅ローンの有無や持ち家かによって大きく金額が変わってきてしまいますが、それらの金額も全て含めておおよそ22万円という金額になっています。そのため、定年退職してからはこの22万円のお金をベースに退職後の資金確保を考えていくと目安になっていいでしょう。
引用 健康保険文化センター

健康保険料

健康保険料金については、一般的に利用される公的な国民健康保険では上限が3万円と言われています。まとめて退職後の保険についてご紹介しておくと、まず退職した後にはそれまで会社で加入してもらっていた健康保険の処理を全て自分で行うことになります。そのため定年退職した後に、まず確認したいのは会社の健康保険を任意で継続するか、国民健康保険に加入するかを決めることになります。ここで迷ったら、まずは会社の保険を任意で継続することをおすすめします。というのも、国民保険に加入してしまうと、国民健康保険を脱退することができなくなるからです。
しかしどちらの健康保険も保険料をしっかりと比較しなければなりませんので、時間稼ぎという意味でも迷った場合は任意継続することをおすすめします。

趣味に使うお金

趣味に使うお金もかなり人によってバラバラですが、こちらのお金の平均は1ヶ月でだいたい25,000円〜30,000円が相場になっています。もちろん車やゴルフが趣味や旅行が趣味などであればもう少し値は張ってしまいますので、しっかりと趣味についても考えていく必要があります。

子供がいるかいないかでも大きく変わってくる

子供がいるかいないかで、大きく定年後の生活は左右されることになってしまいます。というのも、子供が自立して全く手のかからない状況であれば問題ありませんが、子供がまだ学生であったり、少しでも金銭的な援助が必要な場合はこれまで支払っていた学資保険や生命保険を見直したり、満期になっておりる保険料金の調節をしていかなければなりません。
特に生命保険や積立型の年金保険はその月々に支払っている金額も高額になっていることがあるので、常に家計と一緒にチェックしながら無理のない範囲でかけるようにしましょう。

あなたの自宅は賃貸か持ち家か?

そして最後に持ち家かどうかです。持ち家の場合は住宅ローンが残っている場合はさらに金銭的にもシビアな状況にあるかもしれません。そのため、賃貸の場合はさらに安い賃貸に引っ越すか、持ち家の場合には家を売却し売却したお金で賃貸を契約して家賃を浮かせるという方もいらっしゃいます。また、最近ではリバースモーゲージを利用して、自分が生きている間の生活や趣味のお金を、金融機関から融資というかたちで調達する人も多くなっています。

第2章 定年退職後の生活に必要な準備

では、実際に定年退職を迎えた後にしなければならないことを見ていきましょう。

失業保険の申請方法を確認しておく

定年退職して、まずいの一番最初にやらなければならないのは失業保険の申請方法を確認することが重要になります。失業保険の申請方法の簡単な流れは以下になります。

1. ハローワークで雇用保険被保険証を確認

ハローワークに行くのは基本的に在職期間中に行き、そこで「雇用保険被保険者資格取得届出確認照会表」をもらいます。

2.離職証明証に捺印・記名

次に離職理由などが書かれた離職証明証を会社からもらい、本人確認のための印鑑と記名を済ませます。

3.ハローワークで求職申し込み!

次にハローワークで求職を申し込みます。この作業は定年退職でも形式上失業したという扱いを示さなければならないためです。
この申請を怠ると、せっかくもらえるお金をもらいそびれてしまう可能性があるので、注意が必要です。

半年前から給与明細を保管しておく

定年退職での雇用保険の失業手当のの日数の計算は定年退職前の6ヶ月の機関から概算が計算されます。そのため失業手当の試算もかねて半年前の給与明細を保管しておくことで後の手続きがとても楽になります。
もちろん会社のほうで手続きしてくれることが多いのですが、いまの世の中、会社も人手不足のところが多く、なかなか退職者への手続きまで手が回らないということもあるので、できるだけ自分のことは自分で準備しておきましょう。

定年退職後の再就職・年金以外の収入の確保を考える

定年退職をして失業手当がもらえたからといっても、あとは年金で暮らしていける人はごくわずかです。また、生活はできても趣味に費やすお金やお酒などの嗜好品に費やすお金を、自らアルバイトなどで賄う人が多くいらっしゃいます。
平均寿命が毎年のように更新されている現在では、65歳はまだまだ現役といえる年齢です。もしも再就職や新たな働く先がある場合はどんどん仕事をして、社会貢献していきましょう。

第3章 定年後は生命保険などで相続対策もしておく

定年退職は、人生のひとつの区切りともいえる大きな節目でもあります。そこで、今までは自分の妻や子どもたちの生活を支えてきましたが、今度は自分が亡くなった後のことも考えておきましょう。せっかくの第二の人生のスタートにのときに自分の死後のことは…と思われる方もいると思いますが、第二の人生を謳歌するためにもできることは元気なうちにしておきましょう。特に余裕のある方は、生命保険で資産を積み立てたり、相続税の対策をしていくことをお勧めします。生命保険で資産を残せば自分の収入に対しての節税対策になるだけでなく、自分が亡くなった後の相続税の節税対策にもなるのです。また、他にも契約しているいろいろな保険があれば、今後のために一度見直しをしてみることをおすすめします。
このような節税対策や相続税、保険の見直しといった対策にはFPがより細かく各家庭の家計にあったプランを提案してくれますので、しっかり相談して確実に処理をしておきましょう。
自分のライフプランだけでなく子どもや孫に対する安心を提供できるので、奥様や子どもさんからの信頼や表かもうなぎ上りになること間違いなしですね!

第4章 頼りになるFPに相談しすることが大事

現在では、定年退職したあとは自分たちでお金をすべて管理するという訳ではなく、無料でお金のプロに相談しながら老後の資金計画を立てていくことが可能になっています。
大切なお金の相談には、経験豊富なFPと一緒に考えていくことで、リスクの多い老後も安心して過ごすことができるようになります。
ご自身だけで知らない情報について調べたり誰かに尋ねたり、「お金のことに関する不安」が少しでもある方はぜひ一度無料相談をしてはみませんか?
FPは、保険や金融商品に特化した専門家ではなく、家計や趣味など、トータル的なライフプランを提案するプロフェッショナルです。FPは電話1本ですぐにご自宅まで無料で出張して相談をお受けします。もしもあなたが定年退職後の生活に不安や困りごとをお持ちでしたら、今すぐにFPにご相談ください!FPがあなたのお悩みを最善の方法で解決いたします。

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