お金がない!介護にかかる費用を賄えない時はどうする?必要なサービス別に考える対処法
介護にはさまざまなお金がかかります。
在宅で介護する場合や訪問介護でデイサービスを利用する場合、介護老人ホームを利用する場合など、それぞれのケースがありますがその要介護者の度合によっては非常に高額な介護費用になることも十分に考えられます。
ここでは、そんな介護にかかる費用について知っておきたいことや、もしも介護費用を賄えない時にどうすればいいのかといった誰にでも起こりうる心配事について、詳しく解説していきたいと思います。
超高齢化社会に突入するといわれる日本の介護準備は、誰にとっても近々の課題です。身近な親や親類の介護で破綻しないために、適切な知識を身につけて備えましょう。
第1章 介護のお金をどうする?
そもそも論として、介護する費用は誰が負担すればいいのでしょうか?この答えに正解はありませんが、基本的には介護される本人が用意することが基本です。
要するに、親の介護費用は親本人に用意してもらうということです。
なぜなら、介護する子どももいずれは介護される立場になるし介護する側・される側がともに破綻すれば元も子もなくなるからです。
実際に介護サービスを上手に組み合わせることで、介護費用をかなり節約することも可能ですのでしっかりと確認してプランニングしましょう。
第2章 介護と費用
介護に対するイメージとしては、介護士という専門家に任せるイメージがあるかもしれません。
しかし介護の多くは「労働」であり、それを他人に頼む場合に介護士の資格が必要になるのです。例えば歩くときに手を貸してあげたり、買い物に付き合ってあげるなどは、ある意味誰にでもできます。しかし、職業とするために介護士の認定を必要とするだけで、子どもや孫がそれを代行しても違反にはならないのです。
このように、親の介護を自分ですることは十分に可能です。それ以外にも話し相手になるとか、一緒に散歩するということも介護であるということを忘れないでください。
家族にできる介護はお金の負担は伴いません。出来る限りの労働と精神面での補助をしてあげましょう。
第3章 介護費用と介護保険
しかし、介護される側の度合や介護する側の負担を考えると、いずれは多かれ少なかれの介護サービスの利用が必要になるでしょう。
その場合には、いったいどの程度の費用がかかるのでしょうか?
ここでは、介護の費用と介護保険について解説していきましょう。
介護の費用
介護サービスの費用については、在宅サービスの場合(食費別)には2万円程度。入居サービスの場合(食費・入居費込み)には、15万円~30万円程度とそのサービス内容により差があります。
介護保険の利用
介護保険のサービスを受けられる介護の内容は、在宅サービス・訪問介護サービス・施設での入居サービスの3つのサービスがあります。
介護保険サービスでは、要介護や要支援の認定を受けた人が対象で、基本的に自己負担額は1割~3割の負担で利用することができます。介護保険サービスを受けるには、支給限度額が設けられていますので、FPなどに確認しておきましょう。
第4章 必要な介護サービスを受ける
親御さんに介護が必要になったからといって、介護サービスを提供する事業者の言われるがままにまかせたり、他人に丸投げすることは良くありません。
本当に必要な介護はどんなものかは要介護度の数値だけでは決まりませんし、本人の意思もあります。本人が希望する介護であったり必要とされる介護の内容は、介護される本人と家族、介護士とよく相談して決めるようにしましょう。
第5章 介護の費用に困ったらFPに相談しましょう!
このように介護には労力とお金が必要です。自分の家庭のお金で大変な時に、親の介護も必要となればそれこそ目も当てられませんね。そんな時はFPにお任せください。FPは介護のお金だけでなく、保険や家計のお金のドクターといわれる金銭管理のプロフェッショナルです。FPは介護にかかるお金だけでなく、家計のお金に無駄なところがないかも含め、総合的にあなたの家庭のお金をプランニングいたします。FPは電話1本で出張料・相談料無料でご自宅まで日時を問わずにお伺いします。もしも介護のことで困ったら、まずはFPにお電話くださいね!
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