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【新婚におすすめ】共済保険とは?預金が少ないうちは共済に入ろう

共済保険という言葉を皆さんは聞いたことがありますか?
この保険は一般的な保険とは違い営利目的で運営されている保険ではなく、共済組合が組合員となった人に対して相互に助け合い、もしもの時の保険としての機能を発揮させるためにある保険です。
そこで今回はそんな共済保険のおすすめのポイントを解説していきます。

共済保険と普通の保険の違い

共済保険は普通の保険とは違いますが、一体どんな違いがあるのか?
大きく共済保険は

・全労済
・都道府県民共済
・CO・OP共済
・JA共済

の4つに分かれます。
この中で共済保険として一般的なものが、「全労済・都道府県民共済・CO・OP共済」です。JA共済は農家を対象とした共済になっているため一般的な消費者向けの共済ではありませんので気をつけましょう。

共済の種類 ・全労済
・都道府県民共済
・CO・OP共済
JA共済
監督官庁 厚生労働省 農林水産省
対象者 消費者 農家

そんな共済保険の中でもおすすめなのが、全労済です。
全労済は共済保険の中でもかなり多くのバリエーションがあり、他サイトで一般的に共済保険と呼ばれるものは全労済となっています。
それでは実際に共済保険と民営の保険ではどこがどう違うのか?論より証拠です。
以下でこの二つを比較してみましたので、ご覧ください。

実際に比較!保険と共済保険の保障と料金

以下の表で実際の共済保険と民営の保険を比較してみました。

共済保険 一般的な民営の保険
共済期間 1年(毎年更新) 10年(一定期間まで自動更新)
保障内容 入院保障 定期医療保険
入院保障 10,000円(124日間) 15,000円(2ヶ月間まで)
手術保障 2.5〜10万円 15万円
通院保障 1,500円 なし
先進医療保障 150万円 なし
死亡保障 10万円 なし
月々の掛け金 2,000円 2,980円

注目して欲しいのは共済期間です。
結論から言うと共済期間は短ければ短いほうがいいです。なぜなら保険は時間とともに変化するからです。子供ができたり万が一のことがあったりした時は、他の保険を解約して必要な保険に入ったり費用にあてたりすることが必要になりますが、一般的な民営の保険の場合、契約期間が10年などの長期スパンであるため、その点では共済の方がおすすめです。

共済保険のメリット

月々の掛け金が安い

新婚の夫婦におすすめということもあり、何よりも掛け金が安く済むということがメリットになります。

割戻り金で平等にお金が返ってくる

共済は営利目的ではないため毎年決算した際に余った余剰金を会員に還元しています。
そのため個人が払ったおおよそ30%が戻ってくることが多くあります。
※決算時に変わります

共済保険のデメリット

貯蓄する形の保険は少ない

共済保険は非営利ということから個人で貯蓄をして行くという民間的あn保険の形を取ることができません。そのため将来に向けて貯蓄。というよりも目の前のリスクに備えるための保険という心構えで加入することをおすすめします。

大きく保障することができない

共済保険はあまり保障金額が高くありません。そのため何かあった時に全ての損害を共済保険で補うことができるかどうかは微妙なところです。

高齢者の方向けの保障は手薄い

共済保険は高齢者の方向けの保障がて薄くなっていることがほとんどです。その理由は高齢者の方を支えるだけの基盤を若い方々が支えている形になっているからです。お互いに助け合う形になっているからこそ共済保険はどうしても若い方向けの保障になってしまいます。

こんな人におすすめの共済保険

以上の図のように共済保険は民営の保険と比較してもしもの時の損害は共済だけで乗り切ることはできないかもしれませんが、客観的にみて、保険に入ることが金銭的に難しいうちは共済保険に入っておくことをおすすめします。
そのためおすすめの人というよりは、一番多い人は新婚の夫婦が多いのは事実です。

共済保険にはどうやって入るの?

最後に新婚夫婦におすすめの共済保険の入り方をご紹介いたします。

1.共済組合の組合人になろう

共済保険に加入するにはまず共済組合の組合人に申し込む必要があります。
ホームページを開き、ご自身がお住いの地域を入力すると地域別の共済保険案内ページが表示されます。
まず出資金として200円を払込、共済の申し込みを行います。

2.ウェブで見積もりをしよう

共済組合員になったあとはウェブの申し込みフォームからまずは自動見積もりをしていきましょう。家族の人数や月々の掛け金などを入力して決定をおします。

3.実際に申し込み

その後に登録した住所に書類が届きますので書類手続きをして郵送して完了です。
※手続き手順は変わることがありますので詳しくは共済ホームページまで。

以上、いかがでしたでしょうか。
今回は共済保険と民営保険の違いから入り方までをご紹介してきました。共済保険は新婚夫婦を含めた幅広い方に必要となり、お金に余裕がない時には非常に心強い味方になります。しかし、共済保険とも立派な保険。
そのため多くの方々がファイナンシャルプランナーの方々に相談しながら一緒に進めていっているのです。そこでここではそんな皆さんと一緒に保険を考えてくれるファイナンシャルプランナーを紹介しています。
今回ご紹介しましたことが皆さんのお役にたてば幸いです。

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