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【経営者・個人事業主】突然の経済不況には政府金融機関のセーフティネットを利用しましょう

会社経営やや個人事業主の方は、社会的な突然の動向によって大きく経済状況が悪化するということがあります。

そのような原因には、疫病の流行や経済ショックによる株価の大暴落や不景気がありますが、そんな急激な経済の落ち込みに対応できるだけの「資本体力」のある会社や個人事業主の方は少ないのではないでしょうか?

大きな社会現象となっている場合は、その多くに国や地方自治体の援助や支援が施されることもあります。しかしそのような施策の施行には時間がかかり、ほとんどの経営者が資金繰りに間に合わずに倒産や破産に追い込まれるというケースが目立ちます。

そこで、今回はそのような突然の経済状況の悪化による資金繰りに役立つ「政府系金融機関」のセーフティネットについて解説していきましょう。中小零細企業の経営者や個人事業主の方は、是非とも参考にしてください。

第1章 会社やお店の資金繰りがやばい!そんな時こそ公的金融機関を利用しましょう。

近年の自然災害の増加や疫病の流行などで、事業の状況や環境が突然悪化して、やむなく倒産や破産せざるを得ないという方が増えています。そんな時にこそ利用したいのが、政府系の金融機関です。

政府系金融機関とは?

政府系金融機関とは、政府が国内外の経済の発展と、主に中小や零細企業の支援を目的に設立した銀行です。大きく分けて4つの銀行があり、それぞれの機関が独自の目的と役割をになっています。

政府系金融機関の役割は?

各銀行ともに、国民生活の安定と経済発展を目的としています。民間の銀行に比べて、その活動は公益性を重視しています。特に、民間の金融機関の融資対象になりにくい一次産業や中小企業のフォローを重要視し、長期や高リスクな投資に備えています。

第2章 4つの政府系金融機関

多くの民間銀行などの金融機関と違い、ハイリスクであっても貸し付けや融資の相談に乗ってくれるのが政府系金融機関の特徴です。それぞれの業種や業態によって選ぶ銀行が違います。

ここでは、そんな政府系金融機関の4行について解説していきましょう。

日本政策投資銀行(DBJ)

日本政策投資銀行は、主にその対象を大企業や中堅企業としています。とり扱う事業融資も「長期的で大規模」なプロジェクトが多く、公益性の高いものが多くなります。

日本政策金融公庫(JFC)

日本政策金融公庫は、一般者や農林水産業者、中小企業者の各業務を柱として展開しています。新事業への融資だけでなく、災害や経営環境の急速な変化にも対応できるように小口から大口までの事業資金融資も取り扱いながら、教育ローンなど幅広く金融商品を持っている特徴があります。
顧客の寄添いながら、他の民間金融機関では対応出来ない業務にも迅速に対応します。

商工組合中央金庫(商工中金)

商工組合中央金庫は、中小企業向けの融資を主な業務としています。従来の地方創生だけでなく、海外進出への助成も行い、その業務の対象は年々幅広くなっています。

国際協力銀行(JBIC)

国際協力銀行は、海外向けの事業案件を柱として展開する政府系金融機関です。海外資源の開発や日本の産業の国際発展、環境保全、金融秩序の安定などを目指しています。

第3章 政府系金融機関のセーフティネット

上記の4つの銀行以外にも、JAバンクのように特定の事業者のために融資を行う銀行があります。各金融機関は、災害などの緊急事態に備えるためにセーフティネットを持ち、経済の混乱や景気対策に取りくんでいます。自然災害や疫病などで事業資金に行き詰った際には、自分の業種や業態に合った銀行へ早急に相談しましょう。特に、何らかの事業組合につながりがある場合はそのような組織に相談して紹介を得ることができれば、より素早い対応が可能です。

第4章 事業資金の相談はFPに相談しましょう!

もしもあなたが事業の資金などでお困りの場合には、すぐにFPに相談してください。FPは、お金に関するプロフェッショナルです。その対応は仕事の資金繰りから家計まで幅広く、専門的な知識と経験でアドバイス致します。FPは、保険や金融商品だけでなく事業資金や家計全体を見直すお金のドクターです。FPは、お電話一本でいつでもあなたのご自宅まで無料で出張相談に伺います。日時も土日祝問わず、365日年中無休で対応いたします。FPはいつでもあなたの事業や家計、家族の応援団として、安心で安全なプランを提案いたします。もしも、あなたにお困りごとや悩み事があればFPになんでも相談してください!

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