COLUMN

FIREってなに?

近年、「FIRE」を目指す若者が増えていることをご存知でしょうか。

FIREは「Financial Independence, Retire Early」の略です。

「経済的自立と早期リタイア」という意味があります。
仕事をせずに生活をしたとしても早期に退職するのに十分なお金を獲得することを指しているといえます。

この記事では、それを実現するために必要な要素とメリットデメリットについて解説していきます。
また、FIREを行うことができるのは現在資金がしっかりとある方もしくは長期の戦略的時間をかけられる方です。
今回は20代~30代の方に向けて解説をしていきます。

ライフプランをたてる

今後の収支のバランスを考えることでFIREするために必要な資金と投資の利回りを確定させていきます。
確認を行うためにはライフプラン表を作成していくとよいでしょう。

生活費が20万円の人の場合例えば60歳から100歳までの40年間で使用する金額は9600万円にもなります。
日本の場合は年金が出るので5000万円もあれば十分です。

ですが、老後に向けてそれだけの資金を作るには20歳から貯金を始めたとしても毎年125万円の貯金が必要です。
これを4%の利回りで投資する場合には年間50万円ほどの資金で賄うことができます。
仮に先進国株式の直近30年の平均利回りである6%ほどで回した場合には年間30万円で賄うことが可能です。

ライフプランを立てる際に投資のターゲット利回りも決めてあげることでポートフォリオを組みやすくなります。

毎月積立投資を行う

アインシュタインは皆さん聞いたことのある科学者ではないでしょうか。
実はそのアインシュタインが人類最大の発明と呼んだのは実は金融の世界の「複利」という仕組みです。
ざっくり複利のことを話すとすれば投資で出た利益を再投資し続けることで投資効率を上げられるという仕組みです。

利益が出れば出るほど投資の影響度は大きくなるからです。
積立投資を考える場合にも同じで、最初の元本が少なく、利益もない時点では投資の影響度は軽微です。

積立額や利益が増えれば増えるほど投資の効果が大きくなり、少しずつ目標の資産に近づけることができます。
目標金額を満たした後にはリスクが少ない金融商品に少しずつシフトすることで安定的に資産を守っていくことが可能です。

そうなるためにはまず数十年間資産を積み立て続けることが大切です。

FIREに向けて実践をするには

実践をするときには素人がよくわからずに手あたり次第始めることは危険です。
ファイナンシャル・プランナーや証券アナリストに相談をすることで資産形成のいろはを学ぶことができますし、安心して投資を始められます。
信頼できる担当者を見つけ、人生の伴走をしてもらってみてはいかがでしょうか。

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