投資、生命保険や住宅ローンが関係する!長期金利って何?
2021年2月26日に、マイナス金利政策導入以来5年1か月振りに長期金利が高値を付けました。
長期金利の動向によっては住宅ローン金利や円建て商品の積立利率に影響を与えます。
2021年4月度は上下を繰り返しながらコロナ前と似たような数値推移をしています。
しかし、10年国債の利回りが現在0.09%と2019年に-0.2%をつけたころから上昇を続けているため注視していく必要があります。
今回は長期金利にスポットを当て、そもそも長期金利って何?という視点から解説していきます。
長期金利って何?
長期金利とは家計や企業が1年以上の長期間お金を貸し借りした際につく金利のことです。
一般的には10年国債を基準として金利を比較することが多いです。
長期金利は基本的に景気が良い時は金利が上昇し、悪い場合には金利は引き下がります。
お金を借りるときの金利のことですが、間接的に金融機関にとっては利益元のバロメーターであるともいえます。
長期金利の変動が及ぼす影響
長期金利が引き下がると銀行は住宅ローンや事業用ローンの金利を引き下げます。
理由としては金利が下がっている場合には企業に融資をどんどん行うことで景気の底上げを図る必要があるからです。
逆に金利が引きあがった時には住宅ローンや事業用のローンの金利を引き上げます。
日本の場合には金利が高い場合には銀行の銀行である日本銀行が日本銀行に預ける際の金利を引き上げます。
例えば日銀に預けておいて1%の金利が付くのであればリスクを取って企業に1%でお金を貸すことはないでしょう。
3%~5%であればまだ貸してもいいかなという風に銀行は考えるので、貸出金利は高く、企業や個人がお金を借りるには不利なタイミングになります。
一方で、金利が高い際には固定金利での運用が非常にメリットある運用になります。
例えばバブルの時期に郵便局の定期預金が11%の利息になったことがあるのをご存じでしょうか。
もし、今こんな商品があったら皆さん投資したいですよね。
逆に、現在の固定金利商品の銀行預金は非常に低金利下ですので、0.01%ほどしか利息が付きません。
今定期預金にお金を置いておくには得策ではありませんし、金利の動向によってとるべきお金の使い方は全く変わってしまいます。
金利の動向ってどうなるの?
今後の金利の動向は専門家でも読むことが難しい状況です。
ただ、政府はマイナス金利という過去でも類を見ないくらい金利を引き下げているのは事実です。
今後金利が下がっていくとするならば日本経済の先行きはかなり不安といえるでしょう。
逆に金利が上がるとするならば、一般的には好景気になりますので、資産運用を積極的に考えていくべきです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は長期金利という難しそうな金融用語から一般の方の投資や借入に視点を落としてお話していきました。
こういった話を詳しく聞きたい、投資を考える方はファイナンシャルプランナーに話を聞くとよいでしょう。
専門的なことを分かりやすく教えてくれるはずです。ぜひご相談してみてくださいね。
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