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確定拠出型年金の上級者の裏技!?確定拠出型年金を利用するなら知っておきたい方法スイッチングを解説

確定拠出型年金の利用を検討している方の中で、スイッチングや配分変更という言葉を聞いたことがある方はいらっしゃいませんか?
確定拠出型年金を利用した資産運用を行なっていくには、配分変更やスイッチングを行ないながらリスクの分散、利益のリターンの幅を調節していく必要があります。
そこで今回は配分変更とはなんなのか、スイッチングとはどういうものなのか、について紹介していきながら、それぞれの方法の使い方について解説していこうと思います。

第1章 配分変更とはなに?それぞれの用語の意味について解説

確定拠出型年金で資産運用をしていると、ずっと同じ商品で資産運用をしているだけでは運用している商品のリスクを管理しきれず大きく損をしてしまったり、利益の配分がおかしくなってしまったりと、必要なタイミングで資産運用をしている商品の割合や運用商品そのもの変更を行なわなければならないことが多くあります。そこで以下より、資産運用に必要となる配分変更とスイッチングというキーワードについて紹介いたします。

配分変更

確定拠出型年金で資産の運用を行なっていると耳にする配分変更ですが、配分変更とはすでに運用している商品の割合を変更しながらリスクのある商品を少なくしたり、利益配分の高い商品の割合を大きくしたり、と商品そのものを変えずに元ある商品の割合を変更しながら資産運用を行なっていく方法です。

スイッチング

スイッチングは配分変更と似て異なるものです。スイッチングとは運用商品価値はそのままで、資産商品そのものを変更することで、資産運用のリスクや利益配分を変更しながら確定拠出年金を運用していく方法です。

知っておきたいリバランス

継続的な資産運用を行なっていると、資産を運用している商品の価値が自然に変化し、当初決めていた資産配分が変わってしまいます。
例えば、1,000万円の資金を国内株式と海外債券に当初は50%ずつ配分していたとします。1年後に、国内株式の調子がよく国内株式が20%上昇し、海外債券が残念なことに20%下落したと仮定すると、その時点での投資配分は国内株式60%、海外債券40%に変化したことに。そこで国内株式を10%分売却し、海外債券を10%分購入することで当初の配分比率に修正しました。このことを、リバランスといいます。換言するならば、値上がりした資産を売却し利益を確定させると共に、値下がり資産を安く買う、ということです。

配分変更やスイッチングをするのはどんな商品?

以上が資産運用で出てくる配分変更やスイッチングというワードでしたが、これらの資産操作が必要となる運用商品は元本変動型商品になります。元本確保型商品である定期保険や保険は配分変更やスイッチングは全く不必要というわけではありませんが、定期保険や定期預金に細かな配分変更やスイッチングができない場合がありますので注意しておきましょう。

第2章 配分変更やスイッチングはどんな時にするといいいの?

確定拠出型年金の運用に必要となる配分変更やスイッチングですが、どんなタイミングでするのが一番効果的なのでしょうか?
実は配分変更やスイッチングはここ!というタイミングでするものではなく、リスクやリターンを考えながら定期的に行なうもの。そこで定期的に行なう際のポイントについてご紹介していきます。

年齢に応じて見直す

配分変更やスイッチングは年齢に応じて行なうのが一般的とされています。例えば定年退職となる歳に近づいた時、また定年退職となる歳などに合わせて見直すのが良いとされています。配分変更やスイッチングは、確定拠出型年金の絶対的に必要なものではなく、最大のパフォーマンスを出すために行なうべき手法です。そのため焦らず、急な配分変更をせずに定期的に徐々に配分変更、スイッチングを行なうことが重要となります。

運用状況のスケジュールに合わせて見直す

運用を定期的に行っていると運用をするための商品を扱っている会社から、ご自身の運用状況がどのようになっているのかを示す「運用状況のお知らせ」などの通知書が届きます。その際に運用を見直して、商品の配分変更などを行なうと良いでしょう。

第3章 配分変更やスイッチングのタイミングはだれに相談すればいい?

以上で述べたように配分変更やスイッチングには定期的に見直すことで安定して商品を運用することができますが、初心者の方では運用状況をうまく把握できなかったり、これからどのように運用していけばいいのかわからず商品を解約してしまったりと、運用を続けるに当たって心配になることも増えてきます。そんな時に商品を扱っている会社に相談しても、結局は新しい商品を勧められてしまい……となかなか自分にあった運用計画を立てることは難しいとされています。

そんな時にはFP(ファイナンシャルプランナー)に相談をしてみましょう。FPは保険商品の売買が目的ではないため、お客様本位のお金の運用計画を一緒に考えることができ、商品運用の相談だけでなくご自身の家計や将来の資産形成についても気軽に相談ができます。もし、あなたが今お金のことで少しでもお悩みがあれば無料で相談できるFPにすぐに相談して見ませんか?
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