自動車保険は自動車を購入したタイミングで、ディーラー等で加入されることが多いのではないでしょうか。
自動車保険を吟味して検討された方はさほど多くないのが実情です。
今回は自動車保険の見直しポイントについて解説していきます。

運転する人はだれか

自動車保険は運転する人の年齢や免許証の色で値段が大きく変わってきます。
例えば18歳のグリーン免許の方が運転する場合には事故リスクが高いとみなされ保険料は上がってしまいますし、逆に40代のゴールド免許の方は事故が少ないだろうと値段が安くなるといった具合です。

運転する人が少ない場合には年齢や免許の色を確認して補償の範囲を絞ってあげることが大切です。
また、めったに乗らないもののたまに乗る方がいらっしゃる場合にはその日1日だけ自動車保険を掛けるチョイノリ保険という商品も保険会社によっては取り扱われています。
そういった商品も活用することで対象を限定しやすくなります。

保障で必要なもの不必要なものの確認

交通事故の際に賠償をする対物補償、対人補償は無制限になっているケースが多く、こちらは非常に必要な補償といえます。

その他の補償の中で人身補償や車両保険、レッカー代金の補償等さまざまな特約が付いているケースがあります。
自分の欲しい補償のみが付いていればよいのですが、保険料の割に合わないと感じる保険が付いている場合には注意が必要です。
例えば中古車を購入した場合に車両保険が過剰にかかっているものの実際に事故をした際には金額がさほど出ないといったケースは多く存在します。
自動車保険は実損填補と呼ばれ、基本的には被害のあった実費に対してしか補償されません。
中古車の場合には経年劣化した価値に基づいて支払われる場合もあるので、証券を確認する必要があるでしょう。

走行距離や使用方法は適正か

購入タイミングで設定した走行距離や使用方法が変わっている場合には保険会社に伝え、見直しすることが大切です。
用法が異なっているために給付金が支払えないケースや、割高な保険料を払い続けているケースがあるからです。
特にネット系の自動車保険をご利用されている場合には値段を下げられるポイントになりますので確認するとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
自動車保険の見直しポイントを抑えたうえで各社の比較をすることで自身にあった自動車保険を見つけられるでしょう。
自動車保険を検討する場合にはファイナンシャル・プランナーに相談をするとよいでしょう。
複数社の見積もりをしながら以降に合った保険を作成してくれます。
同じ保険であればネットでも対面でも保険料が変わらないのが保険の仕組みです。
せっかくならプロの意見を聞きながら保険を選んでみてはいかがでしょうか。