COLUMN

シングルマザーが考えるべき保険は何?

子どもがいる状況のお母さんがなにかしらのイレギュラーに巻き込まれた場合には非常に大きな金銭的リスクが生じます。

その結果子どもの将来の選択肢が狭まることになってしまうと離婚した自分のことを将来悔やんでしまうことになるかもしれません。

今回はシングルマザー特有の事情を加味して保険加入を考察してみたいと思います。

死亡保障の必要性

シングルマザーの女性がなくなられた場合には子どもに対して遺族年金が支払われることになります。
遺族国民年金の場合には一般的に月換算6.5万円が支給されます。
これは子どもの人数によって受取金額が異なるため確認する必要があります。

また、厚生年金に加入している場合には遺族厚生年金の支給もあり、年収にもよりますが、10万円前後の金額が遺族年金として受け取れる総額になります。

加えて住宅が持ち家でローンがある場合には住宅ローンは団体信用生命保険によって完済されます。
この辺りを加味したうえで今後の教育費と生活費が十分賄えるのかを確認する必要があります。

就業不能保障の必要性

就業不能に関しては住宅ローンや生活費、プラスアルファして本人の治療費がかかる2重苦3重苦の状態が想定されます。

企業勤めの方の場合には傷病手当金と呼ばれる月給の約3分の2の金額を社会保障として1年半の間受け取ることができます。
とはいえ生活費が不足する可能性は否めませんので就業不能保障を保険にて備えることの検討が想定されます。
中長期の就業不能に関しては障害年金制度と呼ばれる制度もありますが、認定の度合いによって受取の金額がかなり大きく変わりますし、身体障害者手帳に関してはJRの割引等のサービス支給にとどまります。

可能な限り手集めに保証を検討することがおすすめです。

短期の入院や疾病保障の必要性

短期の入院や疾病の際の保障に関しては高額療養費制度と呼ばれる医療費の月額を抑制する制度を加味して検討する必要があります。
貯蓄から出せる等の判断をする場合にはさほど大きな保障は必要ないと考えられますが、貯蓄が手元にない場合には起こる確率の高い分野から保険を備えるケースも実際にはあります。

保険の考え方の基本としては起こりにくいが起きた時に困ることを守るのが保険です。
短期の入院や疾病の保障は優先順位が低く、ケースバイケースということを覚えておくとよいでしょう。

保険料負担をどう考えるか

保険料は掛け捨てタイプであれば大きな保障を安く購入することができるため、稼ぎが一人分のシングルマザーにはお勧めされるケースが多いです。
一方で保険料をかけ捨てることはもったいない、投資で運用することに抵抗感がある方の場合には積立型保険と保障を一体的に持つ手法もありますので、そういった商品を活用するとよいでしょう。

まとめ

保険を考える際の指標について検討の材料になったでしょうか。
実際に商品を選定する際には専門家の意見も聞きながら検討をするとよいでしょう。
加入した後のアフターサービスまで考えたうえで信頼できるプランナーと商品を選べるといいですね。

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