結婚前の同棲生活には、どうしてもお金の管理問題が発生します。それを上手に解決するのが、ふたりの共通の口座や財布を用意することです。

一方で、同棲生活のうちはまだ個人の生活を尊重して、自由な共同生活を送りたいというカップルもいます。

いったいどちらが正解でしょうか？

これは、一概には言えないグレーゾーンです。2人がお互いの本当の金銭感覚や価値観を知りたいなら、不満の出ないような自由な環境で生活してみることもアリでしょう。また、この同棲期間を、結婚したあとの夫婦生活のシミュレーションとするならば、お互いの生活レベルを合わせて、共通のお金を持ち生活することも当然アリですね。

ここでは、家計管理のプロフェッショナルな知識をもつFPが、共通の口座や財布を上手に活用する方法を皆さんに紹介します。今同棲生活で悩んでいる人や、これから新しいパートナーとの同棲生活を始める人も、ぜひ参考にしてくださいね！

第1章　同棲生活でトラブルになりやすい4つの原因

同棲生活においてトラブルになりやすいことは、圧倒的に「お金」に関することが原因です。ここでは、とくに起こりやすい4つのトラブルを紹介します。

生活費の負担の偏り

ふたりの共同生活では、どうしても収入の差などから生活費への負担割合が偏ることが多くなります。支出への支払いルールを決めておきましょう。

預金を勝手に使った、使われた

将来のために二人で始めた貯蓄を内緒で使われてしまった、というトラブルは以外に多いものです。ギャンブルやクレジットカードでの買い物、酒、タバコなどが多く、こまめにチェックしてお互いに不信感の内容に生活しましょう。

同棲相手が浪費家

一方が倹約家で、もう一方が浪費家の場合は必ずトラブルが起こります。こんな時には、そうなる前にしっかりと自動積み立てなどをしておきましょう。

別れるときに過去の清算をする

お互いに生活費の負担割合に不満があった時に、もし別れるとなれば「その差額を支払え」というもめ事が発生するケースをよく目にします。
お互いが納得しあっているならば問題はありませんが、そうでないときは支払うか、あまりにも理不尽な場合は弁護士に相談してみるのもいいでしょう。

第2章　二人でお金を管理する

二人でお金を管理するときに有効なのは、やはり共通の支出についての口座や財布で管理することです。ここでは、3つの上手な管理方法を紹介します。

必要な予算を決める

生活に必要なお金をあらかじめ決めておき、その範囲で生活するように心がけましょう。生活費を項目分けし、毎月の支出を家計簿などで管理しておきましょう。

お互いの個人の収入と支出を報告しあいましょう

お互いの収入と支出状況を知ることで、双方の金銭感覚や価値観を感じることができます。この人と一生一緒に暮らせるかは金銭感覚と価値観によって裏付けられるものです。
意外かもしれませんが、結婚する前だからこそ見える化しておきたいところです。

家計用の口座と財布を作る

生活費の支払いは、毎月引き落とされるものや買い物にいって現金で支払う物などがあります。今では、クレジットカードや電子マネーもあるため、引き落とされるものも多いですが、共通の口座や財布で管理くることは大変有効です。
その際も、生活費用の引き落とし口座、生活費用の財布、娯楽用の財布、共通の貯蓄用の財布と分けておくと、より管理がしやすく、家計の見える化が容易になります。

第3章　同棲の家計管理はFPにお任せください！

FPは家計管理のプロフェッショナルとして、多くの家庭の家計アドバイスを行っています。同棲するカップルの相談も数多く担当しています。特に結婚前の同棲カップルではお金のトラブルがつきものです。その後の幸せな夫婦生活のための大切な時間を無駄にしないためにも、FPが適切なアドバイスを送り、多くのカップルから感謝されています。同棲生活で困ったことがあれば、すぐにお電話ください！さまざまな経験から得た知識で解決をサポートいたします。

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