皆さんは出生前診断と言う言葉をご存知ですか？
出生前診断とは赤ちゃんが生まれる寸前に赤ちゃんが何らかの障害を持っているか、何か病気していないかなど、赤ちゃんの健康状態を確認することです。
妊娠している方、皆さんに診断を強制されるものではありませんが、最近は出生前診断を受ける方が多くなっており、出生前診断の料金や保険が適応されるのかが気になるところ。
そこで今回は出生前診断と出生前診断にかかるお金のことについてご紹介していきます。

第1章　出生前診断とは何か

出生前診断とはお腹にいる赤ちゃんが染色体異常、奇形、病気、先天性異常・障害などの有無を調べると言う診断です。

出生前診断ってどんな検査をするの？

出生前診断は大まかに確定検査と非確定検査の２つがあります。
非確定検査と確定検査の違いは文字通り検査の内容が確定的であるか非確定的であるかを調べるものとなります。
具体的に非確定検査はエコーなどの検査による検査であるため確定検査と比較して母体や胎児に負担のかかる検査ではありませんが、確定検査の場合は直接母体に器具を挿入する検査であることが多いため母体や退治に負担がかかります。

出生前診断のメリット

出生診断の一番のメリットは胎児が生まれてくる前から様々な準備ができるということでしょう。
出生前診断では胎児の状態がわかるためその状況にあった準備が可能になります。
例えば体が弱いということがわかると、生まれてくる赤ちゃんにあった保険に申し込むことができるため、より将来を見通すことができます。

出生前診断のデメリット

出生前診断のデメリットは全てのリスクを把握できるわけではないということと母体や胎児に負担がかかるということです。出生前診断は特定の病気や奇形のリスクを調べることができますが、どんな病気にかかりやすいかや、体にどんな特徴があるのかを調べることは難しくなります。
特に分かりやすいのは「ダウン症」「クラインフェルター症候群」「エドワーズ症候群」「ターナー症候群」「パトー症候群」などになりますので、これらの障害や病気を調べたいという方は出生前診断をお勧めします。
そして出生前診断の検査は母体と胎児に負担を与えてしまいます。特に負担を与えてしまうのは確定検査という検査にある母体から羊水を取り出す検査は、直接母体に針を刺すため母体にも胎児にも大きな負担を与えてしまいます。
そのため、母体と胎児の状態を医師と相談しながら検査の意思を固めましょう。

合併症の危険性がある
出生前診断には様々な検査がありますが、中には直接妊娠しているお腹に注射をして羊水を取り出すと言う検査があります。その検査ではただでさえ妊娠中は免疫が下がる状態であるのにも関わらず、直接針をさすわけですから、そこからの細菌の侵入などのリスクが高くなり合併症のリスクを増やすことになってしまいます。

精神的な負担が大きい
生まれてくる子を心待ちにしている中、生まれてくる子が重病を抱えていると、あなたならどう感じますか？
もちろん病気や障害を抱えていても我が子を育てていくと言う思いが揺れるものでないと言う意見もあるでしょう。しかし、その申告は妊娠中の不安定な精神状況では胎児以上に妊婦のお母さんに大きな負担がかかってしまいます。
そのため生まれてくる子をしっかりと育てていくと言う考えをしっかりと持っていると言う方は出生前診断を受けないと言う方法も１つの選択肢です。命に関わる病気や事故は一般的な妊婦の定期検診で備えることができます。

第2章　出生前診断にかかる費用

それでは次に出生前診断にかかる費用についてご紹介していきます。

出生診断でかかる平均的な費用

出生前診断でかかる平均的な合計費用は15万円〜21万円ほどになります。出生前診断は全て自由診療になりますので保険適応外になります。

医療費控除の対象にはならない

出生診断にかかった医療費は確定申告の際の医療費控除に含まれることはありません。そのため、出生診断は完全に費用自己負担ということになってしまうため知らないと後々医療費の計画に支障が出てくることがありますので気をつけましょう。

第3章　計画的な妊娠費用を！困ったことならFPに相談を！

いかがでしたでしょうか？
今回は妊婦の方に人気の出生前診断とは何かというところから出生前診断に必要な費用の詳細までをご紹介して行きました！出生前診断は完全自由診療となっており税金の控除にもなりません。そのため出生前診断を受ける際には妊娠から出産までの間の費用計画をしっかり立てていかなければ、出産時や出産直後にお金が必要となる時に十分にお金を使うことができなくなってしまいます。そこで妊娠から出産までのお金の計画をもう一度しっかり見直して見ませんか？
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