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限定承認で遺産を損をしない遺産相続へ!相続放棄と違う限定承認とは?

遺産相続と聞くと、現金や土地建物、有価証券など莫大な遺産を受け取って、それに応じた相続税をどうするか?と、ついついお金(遺産)があることを前提に考えてしまいます。
しかし、現実には必ずしも遺産がプラスであるとは限りません。では、借金がある場合も相続しなければならないのか?具体的にいくらの財産があるのか分らない場合など、それぞれのケースに合わせた相続方法を検証していきましょう。

第1章 相続方法には3種類があるって知ってた?

3種類の相続方法とは?

相続方法には、大きく分けて3種類「単純承認」「限定承認」「相続放棄」があります。
では、それぞれについて解説していきましょう。

単純承認とは

単純承認は、何の条件もつけずに遺産のすべてを相続することです。
多くの財産がある場合はもちろんですが、守るべき先祖代々の土地や建物、家柄などを継ぐ場合などは負債があってもそれをそのまま相続しなければなりません。そのような場合に単純承認で対処します。

限定承認とは

限定承認は、遺産内容を差し引きして、プラスの財産が残った場合にはプラス分を受け取り、マイナス分、つまり負債が多い場合は相続しないという制度です。

相続放棄とは

相続放棄とは、一切の遺産の相続をしないということです。負債が多いことが明らかな場合や、たとえ遺産がプラスであっても受け取る気が無い場合に選択されます。

第2章 借金は相続したくない!そんなことってできる?

親族に万一の事が起き、相続の段階になって大きな借金がみつかった!最悪の場合、相続人が自己破産しなければならないということもあるかもしれません。

借金を相続しない方法は?

借金を相続しない方法は2つあります。先にも述べましたが限定承認と相続放棄です。
その違いはどのようなものでしょうか?

限定承認と相続放棄の違い

まず、相続放棄はすべての遺産を放棄します。よって、プラスの資産があった場合もすべて放棄することになります。
一方、限定承認では、被相続人が借金を残して亡くなった場合でも、預貯金や不動産などを清算してプラスの資産が残った場合にそれを受け取ることができます。清算してもマイナスの借金が残った場合は、その負債は放棄できるのです。

手続き上の違いは?

限定承認と相続放棄では、手続きする人の範囲に大きな違いが見られます。
相続放棄の場合は、相続人が各自の判断で手続き出来ます。例えば、相続人が複数人いた場合に、他の相続人が相続放棄しなかった場合でも、自分だけが相続放棄することが出来ます。長男が家を継ぐために借金を背負って相続する場合でも、長女や次男が相続放棄することが出来るわけです。

これに対し、限定承認は相談できる人が複数の場合、全員の承認と手続きが必要となります。長男が資産もあるが借金もある場合に「単純承認して家を守る」といえば、他の兄弟などの相続人が「限定承認する」と言っても出来ないのです。その場合は、他の相続人は単純承認か相続放棄するしかありません。

このように、相続放棄は自分の判断のみで手続き出来ますが、限定承認は相続人全員が同じ意思を持たなければなりません。

第3章 限定承認のメリットとデメリットは?

一見、限定承認には良いことばかりのように見えますが、そこにはデメリット
はあるのでしょうか?ここではあらためて、メリットとデメリットについて検証していきます。
(中見出し)限定承認のメリット
限定承認のメリットは「借金を相続しない」「プラスの資産のみを相続できる」ことに尽きます。被相続人が債務超過だった場合には借金を引き継ぐ必要はありません。

限定承認のデメリット

そんな限定承認にもデメリットはあります。そもそも、相続人が複数人いた場合には全員の手続きが必要で協力しなければなりません。
また、その手続きも複雑です。家庭裁判所に限定承認の申述手続きを行い、相続管理人が選任され、遺産調査をしていきます。その後、債権者に支払いを行い、最終的に余剰財産があれば遺産分与を行います。また、限定承認には期限も設けられており、相続があることがわかってから3ヵ月以内(熟慮期間)にしなければ、相続放棄も出来なくなり、負債があっても単純承認しか出来なくなります。

このように、限定承認には相続放棄にはないメリットがありますが、手続き上のデメリットも存在するのです。借金を相続したくない場合に、どちらを選択するかを慎重に検討する必要がありますが、熟慮期間の事も考えておかなければなりません。

第4章 相談料無料!遺産相続問題はFPに相談しましょう!

遺産相続問題には、複雑な手続きや調査も必要です。遺産があった場合でも、現金や有価証券でなく、不動産であった場合には相続税を現金で納められない場合も考えられます。
限定承認や相続放棄でも、いろいろな準備や手続きが必要になります。相続自体、いつ起きるかわからない事案でもありますので、日頃から準備や相談をしておけば、いざという時にも安心ですね!いつでも相談できるFPがいれば、親類とも早い段階で準備が出来ます。資産やお金のプロであるFPに相談すれば、思わぬ形で負債の整理が出来るかもしれませんよ。皆が幸せになれるように、FPと計画的に資産管理をしておきましょう!

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