iDeCoやNISAって何?生命保険との関係性を解説
最近様々なところで話題になるiDeCoやNISA。なかなかその制度を完全に理解して使いこなしていらっしゃる方は少ないと思います。
今回はiDeCoやNISAの解説をしながら生命保険との関係性についてお伝えしていきます。
iDeCoは老後の積立
iDeCoとは個人型確定拠出年金とも呼ばれる積立制度になります。
……堅苦しい言葉で言われてもなかなかわかりづらいですよね。
ざっくりお伝えすると自分用の毎月の積み立て金額を決めて自分年金を作る制度です。
日本は少子高齢化が進んでいるので、たくさんの高齢者の生活を少しの若者が国民年金を通じて支える形になりつつあります。
若者が支えることが難しくなる前に少しでも将来の高齢者が自立して生活をしてくれるように今の若い世代の積み立てをサポートしようというのがコンセプトです。
60歳まで一度入れた金額は基本的に出すことはできないのですが、積立投資した商品から出る利益に関しては受け取りタイミングまでは税金がかかりません。
一般的に投資を行うと利益の20%程に課税がされますので、その部分がないことはかなりお得です。
受け取りタイミングの受け取り方によって税金のかかり方が変わりますが、優遇されていると理解すると良いでしょう。
また、積立した金額が所得税と住民税の課税対象から外れますので、節税にもなります。
NISAとは少額の投資を応援する制度
NISAとは少額投資非課税制度とも呼ばれ、少しの投資なら税金をかけないよという制度です。
積立タイプの積立NISAと一時金タイプのNISAにわかれますが、20年ないし5年と投資期間がある程度決まっています。
お金の出し入れが自由なことと毎月や毎年の積み立て金額が柔軟に決められるのが行いやすいポイントです。
iDeCoやNISAでは何を買っていくの?
iDeCoやNISAでは投資信託と呼ばれる商品や預金を購入して行くケースが多いです。
そのため投資に関する知識が一定数必要になってきます。
とはいえ元本保障型の商品においてしまうと口座管理手数料等で赤字になるケースもございますので、注意が必要です。
一方で金融庁の発表で、日本で投資信託を買っている人の46%が赤字だったというデータがございます。https://www.fsa.go.jp/news/30/sonota/20180629-3/03.pdf
行い方を間違えてしまうと資産形成どころか自分の資産を削ることにもなりかねません。
保険積立とiDeCo、NISAの関係性
保険積立のメリットは主に2点あります。
1つ目は生命保険料控除です。保険で積立をした金額の一部が所得税と住民税の対象から外れます。節税を行いながら積立をできる点はiDeCoと似ていますね。
2つ目は利益が確定しているものが多いということです。保険会社が倒産したり、財務状況が悪化したりしない限り最後に溜まっている金額が決められているので、〇〇万円貯めたい!というときには生命保険は活用しやすいです。
とはいえ投資商品に比べると利益は狙えないものが多いです。実際のメリットデメリットはご自身で判断していく形になります。
結局iDeCo、NISA、保険なにがいいの?
結論から申し上げますと分かりません。
なぜならあなたのライフプランがわからなければ、貯める目的がわからなければ適切な金融商品のアドバイスをすることはできないからです。
近年YouTubeやテレビで〇〇投資がいい等と、断言するケースが見受けられますが、実際には皆さんのリスク許容度に応じてポートフォリオを組み分けなければいけません。
なかなか投資初心者がそう言った行動を取るのは難しいので、ファイナンシャルプランナーに相談される方も多いようです。
ファイナンシャル•プランニング技能士は金融知識を横断的に学習しなければ取得できない資格。
そのためみなさんのお金に関する意思決定のサポートをしてくれます。
個人で悩むよりもまずは相談して考える道筋を作ってみてはいかがでしょうか。
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