家を売る際の火災保険はどうなるの?マイホーム売却の気になる保険ポイントまとめ!
お家を売る際に気になる、もともと入っていた火災保険。実は火災保険は家を売る際にただ解約しようと思ってもその手続きをする時期がとても重要になってくることがあります。そこで、今回はそんなもともと入っていた火災保険は家を売る時にどうなるのか?はたまたどうすべきなのかをじっくり解説していこうと思います!
まずは確認!家を売る際に入っていた保険を知ろう!
家を売るには家を購入した際の保険の解約が必要になるため、家を購入した際に加入した保険についてしっかり確認しておく必要があります。主に家を購入した際に入らなければならないとされている保険は「火災保険」「家財保険」の2つ。それ以外にも「地震保険」などもあり、家を売る際にはこれらの保険の解約をしなければなりません。
・期間の余った分の保険料は返還される?
結論から申し上げると、火災保険の解約の際には保険料が返還されることが多くあります。しかし加入している火災保険の保障の満了期間が1ヶ月未満しか残っていない場合は保険料は戻ってきませんので、注意が必要です!
・自動的に解約される訳ではない!
火災保険は家を売却した時点で自動的に解約される訳ではありません。そのため、火災保険を解約するには、加入者ご自身で火災保険解約の手続きをしなければならないのです。そして火災保険の解約は本人確認や書類、その他の手続きなどが必要になるため電話一本での解約は不可能です。
家を売る際にはそれらのことも考慮して家を売るための計画を立てていきましょう!
ここが重要!火災保険を解約するタイミングはいつ!?
それでは実際に保険を解約するタイミングはいつが一番ベストなのでしょうか?
・火災保険を解約するタイミングは家の引き渡しが終わった時!
保険の解約は家の引き渡しのあとが一番良いとされています。その理由は2つあり、まず家の引き渡し前に保険を解約してしまうと、その家に何かトラブルがあると引き渡し前の家主の責任になってしまうから。そして火災保険は引き渡し後に自動的に効力がなくなってしまうからです。
しかし、この場合火災保険は無効になってしまいますが、解約はされてはいませんので、もし保障期間が残っていた場合、その分戻ってくるお金が少なくなってしまうため、効力がなくなってしまうものの解約手続きは済ませなければなりません。
・解約の前に必ず家の修繕チェックを!
家の火災保険を解約する際に解約手続きのタイミングだけでなく、家の様々なところが傷ついていないかの修繕チェックも必要な項目になります。
日本は台風や地震などが多く発生するため、欠陥は意外なところで見つかるもの。保険の解約前であれば修繕費は火災保険で補うことができるため問題ありませんが、もし、家を売却した後に家を修繕しなければならないポイントや大幅に改築しなければならない箇所が出てきてしまった場合、その修繕費は売却側になることが多く、保険を解約しているとその修繕費を自腹で払わなければならなくなってしまうので注意が必要です。
・無保険の期間は作らないでおこう!
売った家は次の家主さんに任せるものとしても、次に住む家の保険は」すぐに申し込むようにしておきましょう。家は大きな資産、大きな買い物であるとともに何が起こるかわかりません。しっかりとお家のリスクに備えて保険に加入しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?以上がお家を売る際の保険の解約のポイントになります。
お家を売る際の保険は、解約のタイミングと次に加入する保険をしっかりと考えて行くことが重要になります。解約は自動的にされるものではなく、自分で直接保険の手続きに行く必要があり、戻ってくるお金も計画的に考えていかなければなりませんので、お家を売る際にはこれらのこともしっかり考えて計画を立ててみてくださいね!