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老後資金の計画はいつから?独身と世帯持ちで違う資金計画の立て方を紹介!

老後の資金問題が頻繁に取り上げられる現在、実際にはどのような備えが必要なのでしょうか?いま老後を考える世代の人には、独身生活を送る人や家庭をもつ人まで様々です。
そこで今回は老後の資金計画について、独身者と既婚者でどのような違いがあるかを検証しつつ、その計画について考えていきましょう。

第1章 未婚と既婚では老後の資金計画が変わる?

増える生涯未婚者、このままでは半数近くがシングル世帯に?

生涯独身という人が増えています。国勢調査を見ても生涯未婚者の割合はずっと上昇を続けており、現在男性の約25%、女性の約15%が未婚のまま生活しています。
今後も未婚世帯が増え、離婚率も上昇し続けると、全世帯の半数近くがシングル世帯になるという予想もあります。
シングル世帯にも、高齢化で配偶者に先立たれるケースやシングルの親と子が同居するケースなど独居世帯になるとは限りませんが、未婚率の上昇が今後の日本の未来に変化をもたらすことは間違いないでしょう。

既婚世帯の老後資金は3000万円?

一般的に老後の資産形成の目安は3000万円ともいわれています。老後に必要となるお金は、それぞれの住宅事情や生活水準などで大きく変わりますが、今後の物価の上昇や社会保険の負担増などを考えると、3000万円はひとつの目安になるかと思います。
しかし、夫婦2人とはいえ3000万円の資金を老後のために蓄えるのは用意では無い金額です。子どもの教育費用や住宅ローンなど、現役時代にも様々なお金が必要です。よほどの計画をしなければ準備できない金額です。夫婦で働いたり資産運用などで上手く資産を増やしたりしながら、お互いが支えあって準備していきましょう。

シングル世帯の老後費用はいくらかかる?

では、シングル世帯の老後資金はどうなるのか?夫婦世帯が3000万円なので半分の1500万円でいいかというとそうはいきません。夫婦世帯の場合とシングル世帯の住宅費用や水道光熱費、その他にかかる費用がすべて半分で済むというわけではないからです。また、夫婦のように介護などが必要になっても助け合うこともできません。シングルだといっても2000万円から2500万円は最低でも準備しておく必要があります。またシングルだと食事の準備や片付けなどの手間からつい外食が増えたり、と贅沢もしがちで、それに慣れるとかえって夫婦の暮らしよりも費用がかかる場合もあるくらいです。まだまだ日本社会では、男女の収入差もあります。特に女性のシングル世帯であれば、なおさらのこと早めに老後の準備をしていきましょう。

第2章 それぞれの世帯でどのように老後に備える?

上記のように夫婦世帯もシングル世帯も計画的な老後の備えは必要で、どちらが楽とか、大変だから結婚しなければいけないという時代ではありません。では、これからの厳しい時代をどのように乗り越えていけばいいのでしょうか?ここではそれぞれの備え方を考えていきましょう。

既婚世帯はどう備える?

夫婦で生活して子どももいれば、教育費や食費もかかれば、住宅もそれなりの広さが必要になったり車も必要になったりと比較的若い頃に出費がかさみます。ですので、老後の資金については、どうしてもある程度準備期間が短くなりがちです。子育てが終わってから、夫婦で協力して共働きするなどして老後に備えなければなりません。
また、親の介護などもあればなおさら夫婦の協力がひつようです。その場合には親の資産管理などもうまく活かしながら、老後の資産運用などを考えていきましょう。

シングル世帯の備えはどうする?

シングルの世帯であれば、現役時代に老後を考えた自らの資産管理や運用が可能です。また老後に一人ということを考えれば、周囲の人との繋がりも重要なポイントになります。仕事や学生時代の友人などと上手く関わり、良い人間関係をもつことで、困ったときに助け合える人脈を持っておくことも大切です。SNSなどが発達して、いつも同じ場所で同じ時を過ごさずとも連絡が取り合える時代です。仕事や介護などでも助け合える良き仲間を構築することが出来れば、日頃から充実した人生を送りつつも老後の備えにもつながります。定年退職後でも、一人にならないような環境を作っておくことが大切です。

夫婦世帯もシングル世帯もどちらも気を付ける大切なこと

夫婦世帯もシングル世帯も大切なものは健康です。身体だけでなく、心の健康維持も非常に重要です。「病は気から」といいます。常ひごろからポジティブに物事を考え、明るく元気に生活や仕事に取り組み、しっかりとしたライフプランをもって生活しましょう。老後の生活に必要な物はお金だけではありません。お金がいくらあっても、病気になったり認知症になったりすれば元も子もなありません。健康あっての人生です。それを忘れずに生活しましょう。

第3章 相談料無料!老後の資金計画はFPに相談しましょう!

夫婦で子持ちであっても、独身世帯であっても老後の資金計画は大切です。現役時代のうちから未来の生活設計は可能です。生活に余裕があるないに関わらず、今の生活状況を客観的に見直したり、詳しく知ったりすることで節約や資産の適切な運用も可能になります。
将来の生活に少しでも不安や備えを始めたいと思ったらFPに相談しましょう。あなたのライフスタイルにあった資金計画がきっと見えてきますよ!

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