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令和時代の起業とは!注目すべき3つの自由な働き方を解説!

いま、社会環境に左右されない自分らしい生き方や働き方を求めて、独立、起業、開業するという選択肢を選ぶ人が増えています。

「自由な時間が欲しい」「自由なお金が欲しい」「自由な環境が欲しい」など、起業を考える人には、いろいろな理由があります。

しかし、起業したからといって全てが上手くいくという保証はありません。
平成から令和へと時代の移り変わり、働き方や仕事に関する考え方が一変したのです。

これまでの起業といえば、親の会社の事業承継、自己資金を準備し政府系金融機関や銀行からの融資を受けて起業、開業に至るケースが基本でした。

しかし、社会の労働環境の変化から、経営者だけでなく、会社員や女性、シニアの方など幅広い分野において、働き方そのものが変わろうとしています。

AIなどの技術進歩による解雇への不安。労働人口減少による働き手不足と外国人労働者の雇用増加、長時間労働による雇用やブラック企業の問題、ホワイトカラーなどキャリア志向の変化、少子高齢化社会における老後不安や社会保障問題、後継者不足問題など、先の見えない不安や課題が山積する現代の労働環境。そんな中で起業するには、事業を成功に導くために必要な考え方を身に着け、出来得る準備をもってリスクに備えておくことが大切です。

起業を考えているあなたへ、ここでは起業家が持つべき必要な視点と、事業を成功に導くポイントを紹介しましょう。

第1章 令和時代の起業や働き方とは

令和の時代は、いろいろな意味で市場が飽和している状態です。AIの発達に加え、後継者不足で事業承継できない中小起業は120万社以上といわれています。かつて経営の3種の神器と呼ばれたヒト・モノ・カネで勝負する時代ではなくなりました。

店舗や事務所を持たずに、出張サービスや間借り店舗で営業する飲食店やコワーキングスペースを利用したIT起業もあります。
また、勤務時間もフレックスに対応して、働きたい場所で、働きたい時間に、働きたい服装で仕事をするスタイルが確立されつつあります。
販売する商品も、知識やスキルをSNSで発信して販売するコンサルティング事業や、人気のYouTuberやアフィリエイトなどで起業するクリエイターも多くなっています。

また、大手企業でも働き方改革などで残業を禁止したりして副業を認め、ダブルワークを公認する会社も増えて、優秀な人材がどんどん起業しやすい環境になっています。

このように、仕事の内容や場所、商品など、好きな時間と場所を選んでできるので、例えば自然豊かな地方都市で「地域創生」の補助金や助成金を利用したり、後継者のいない会社とビジネスマッチングやM&Aで起業する方法もあります。

資金調達も銀行から借り入れるだけでなく、クラウドファンディングやエンジェル投資家などから資金を調達して起業することもできるようになりました。

このように、今までの会社のような膨大な資金(カネ)と商品(モノ)と社員(ヒト)を準備して起業するというリスクを負うことなく、小さな資本で大きな利益を生み出せる事業がでてきています。

自分がしたい仕事の事業計画書を作成してみて、経営資源をどのように調達するかを計画してみましょう。

第2章 起業に必要な視点

事業を始めると、すぐに全てが順調に行くとは限りません。
実際に、飲食業などでは起業して10年続く会社は1割程度と言われるほど激戦なのです。

一度起業すると、社長となるあなたには、決められた時間、場所、ノルマから解放される「自由」と、好きなことを仕事にできる「やりがい」が手に入る反面、仕事から24時間離れられない、逃げられないという「自由のない」生活が待っています。

本当に好きなことで、人生をそれに捧げられるほどの情熱を持てる仕事でないと、起業してからずっと事業を続けていくことは難しいでしょう。

自分の人生にとって欲しい「自由」とはなにか。自分の時間や休みが自由に欲しいといった考え方では社長は勤まりません。

なぜ起業したいのか、何のために仕事をするのかをしっかりと自分に確認してから起業しましょう。

第3章 事業を成功に導くポイント

ここでは、具体的に起業するときに準備すべき必要なものは何かを考えていきましょう。

資金準備

まずは起業する資金が必要です。親や親類に頼ったり、貯蓄を利用する方法もありますが、それだけで起業するのは現実的では無いでしょう。
銀行で融資を受ける、助成金や補助金を受ける、クラウドファンディングで資金を集めるなどいろいろな手段があります。
大切なことは、起業後に事業が軌道に乗るまでの運転資金や自分の生活費をしっかりと無理なく準備することです。

社会的信用の構築

一見、社会的信用と言われてもピンと来ないかも知れませんが、銀行からの融資やクラウドファンディングなどの資金調達にも、起業後の仕事をクライアントからいただくにも「社会的信用」が無ければ、その会社の未来はありません。
社会的信用は、自分の人生の中での積み重ねです。日頃から人の信用を裏切らないように、まじめに生活するということも社長には必要な要素なのです。

人脈構築

上の社会的信用にかぶるところもありますが、「人脈」というツールは、事業が行き詰ったり、困難にぶち当たったときに助けてくれるブレーンや友人なども意味します。
人脈を構築するには、逆に困っている人を見つけたら、見返り無く助けてあげるといったことも大切です。本当に困っているのか、詐欺行為ではないかと見分ける資質も必要です。
起業家には、そういった人を見分けるセンスも必要なのです。

経験を積む

起業して経営者となる人は、当然ですが経営者としての視点を持たなければなりません。
経営者視点とは、雇用される側の視点とは180度違います。経営とは、いつも正確な決断と判断を迫られます。このような経営的判断ができるスキルを身に着けるには、常に経営者視点で仕事に取り組む、組織のメカニズムやシステムを勉強する、成果を出すための技術や習慣を身に着けておくことが大切です。
このような経験を起業する前に最低でも身に着けておきましょう。

家族からの理解を得る

起業すると、今までの生活は一変し、雇用されていた頃の生活サイクルやスタイルが崩壊するといってもいいでしょう。

事業が軌道に乗るまでは、経済面でも以前より悪くなることもあります。そんな状況になっても家族が理解してくれるか、ついてきてくれるかで、事業の成功も大きく左右されます。

生活面や精神面でも、親身に支えてくれるのは家族です。そんな家族の理解は絶対に不可欠なのです。

健康と体力をつけておく

起業する経営者に絶対必要な要素は、健康と体力です。経営者には人並外れた体力と精神力が必要不可欠です。

常日頃から節制し、健康管理、体力づくりをしておきましょう。

信用できる情報の収集

起業家にはさまざまな情報が必要です、また、多くの人や情報が集まってきます。そのような膨大な情報の中から、信用できる人や情報を収集する眼力も必要になります。

会社の運営やお金はもちろん、商品や社会の動向、社員の管理などにも、常に新しい情報が必要です。インターネットなどで、正確な情報からデマまがいの不正確な情報も氾濫している現代では、経営者自らが、その中から正確で有益な情報を判断して収集しなければなりません。そのような「情報力」と「判断力」を得るには、いろいろな情報を客観的に判断するための基礎知識を身に着けることが必要です。

プライベートな時間は、読書や新聞、専門書などので勉強するのための大切な時間と考え、有意義に使いましょう。

第4章 起業するならFPに相談しましょう

FPは、あらゆるジャンルのお金や制度にまつわるプロフェッショナルです。
経営者になると、家庭と会社の両方のお金や保険といった資金の管理と運営を求められます。お金のドクターと呼ばれているFPは、いろいろな情報と知識からあなたのライフバランスとワークバランスを上手に計画してくれます。
FPは起業するときの資金問題から、家族の生活まで幅広くアドバイスをしてくれるのです。時間を無駄にしたくない経営者は、FPに協力してもらい、少しでも仕事に集中しやすい環境を整えましょう。

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