COLUMN

【回答】返せない住宅ローンはどうすればいい?まずは滞納する前に相談しよう!適切な処置を受けられます

住宅ローンが返せない!となってしまうと焦るのも当然ですが、まずは相談が大事です。
住宅ローンを組んでいる金融機関への相談ももちろんですが、必要なのは貸せないとわかってからどんな計画を立てて返していくかが非常に重要になります。
ここでは、住宅ローンが返せないとわかってからどんな行動を取るべきか、住宅ローンが返せないとわかってからしてはいけない禁止事項などを紹介しています。

第1章 ズバリ住宅ローンが返せない時にはどうすればいい?保険や担保を確認しよう!

保険を確認して返せるかどうかを確かめてみよう

家を買う際や住宅ローン申請時には火災保険や団体信用生命保険など、住宅ローンを返すための保障を行なっている保険に加入しているケースが多くあります。
住宅ローンが返せなくなった際でもその保険を活用して住宅ローンを返せる可能性が出てきますので、使える保険がないか今一度確認してみましょう。

以下で理由別の住宅ローンが返せなくなった時の対処法を紹介しています。

理由別に確認!あなたが住宅ローンを返せなくなった理由は何?

会社の倒産・リストラ等による解雇

会社の倒産やリストラなどの止むを得ない状況で住宅ローンが返せなくなってしまった場合には住宅ローンの返済期間の延長や住宅ローンに関する金利の設定変更などの措置を求めましょう。
そのためにもまず金融機関にその理由を伝え、解雇や倒産などで失業したことが証明できる書類を用意できるようにしましょう。

・最長15年以内の返済延長措置と元払い金支払いの停止

金融機関の措置としては金額返済延長措置として最大15年に分けて住宅ローンを延長して返済することができます。
中には金利を先に支払うことで元払い金の支払いを一時的に停止してくれる処置もあります。

・住宅ローン減税も考慮

2019年の10月から消費税が引き上げされることに伴って10年間分の支払ってきた所得税が住宅ローン等の年末残高の合計額の1%を向こう10年間減税される制度になっています。住宅ローンは人によって違うため、一概にはいえませんが、一年間で20〜50万円のお金が帰ってくることが可能になります。

借り入れ名義人・家計収入を支えている人物の死亡

住宅ローンを借り入れている時の名義の方や家計収入を支えている方が亡くなってしまった場合にはまず保険を確認しましょう。
その時に団体信用生命保険に加入している場合は、高い可能性で住宅ローンは問題なく完済することができます。なぜなら、団体信用生命保険は住宅ローンの残高に相当する金額が保険から支払われるから。そのため、借り入れ名義人・家計収入を支えている人物が亡くなり、住宅ローンに疑問がある場合はまず団体信用生命保険に加入しているかを確認してみましょう。

・団体信用生命保険に加入していない場合

基本的に住宅ローンを組む際には金融機関側で団体信用生命保険に加入することが義務付けられていますが、万が一入っていない場合には不動産売却などの手段が必要になりますので、一度弁護士の方へ相談することをお勧めします。

・給与の減少・自営業などの業績不振による住宅ローンの遅延

給与の減少や自営業などの業績不振によって住宅ローンが返せない、もしくは遅延してしまいそうな場合はすぐにリスジュルール(返済期間の整理)を行いましょう。
リスケジュールをすることによって給与の返済期間を伸ばし滞納のリスクを回避しながら返済をすることが可能になります。
そのほかにも、病気や事故で入院してしまった場合は、入院期間の一定期間の住宅ローン返済額を減額し、退院後に増額して返済することもできるため気軽に金融機関に相談しましょう。

・もし滞納してしまうとどうなる?

結論から言うと半年滞納を続けると強制的に住宅は競売にかけられます。
滞納2ヶ月で「返済の余地なし」との指摘を受け、保証会社から住宅ローンの一括返済が求められます。
最低でもその際に金融機関、保証会社に相談に行くようにしなければ競売にかけられる手続きが進んでいきますので滞納の可能性がある場合にはすぐにリスケジュール、事情説明などを行うようにしましょう。

第2章 どこに相談すべき?まずは借り入れをしている金融機関に相談をしよう!

返せないと思ったらすぐに金融機関へ相談!

住宅ローンが返せないとわかった時点、または返せないと感じた時点でまずはご自身が住宅ローンを組んでいる金融機関へ相談しましょう。
早めの金融機関の相談ができれば一括返済などを要求されることもありませんので、まずは気軽に相談しに行くことをお勧めします。

住宅ローンに悩んだ時にしてはいけないこと

先ほども申し上げたように住宅ローンを滞納してしまうと競売にかけられてしまう対象になりかねません。そのことに不安を感じてしまい、なんとか自分で解決するために住宅ローンに悩んだ時にやってはいけないことをしてしまう方がいらっしゃいます。
そこで以下では、そんな住宅ローンで悩んだ時にやってはいけないことについて解説しています。

関係のない人に相談してはいけない

関係のない人に相談することにあまり危機感を持つ方はいらっしゃいませんが、住宅ローンを組むと言うことは人生で最も大きな買い物です。関係のない人に喋ってしまうのはお金の悪い噂を自ら流してしまうと言うこと。
このような情報は消費者金融は身元のはっきりしない金融機関へのセールスの対象とされてしまう場合があります。
絶対に漏らさないようにしましょう。

消費者金融に借金をして払い続ける

消費者金融に借金をしてでも住宅ローンを支払い続けると言う方もいらっしゃいますが、消費者金融の金利は住宅ローンとして借りている金利の数倍になるため、それ以降の生活費などの心配ももちろんですが、消費者金融に借金をすると言うこと自体が当人の信用問題になりかねません。もし、住宅ローンを組んでいる金融機関へ知れている場合はその他の手続きや審査にかなり大きな影響をきたしてしまいかねません。

支払額に足りてなくても払い続ける

支払額に達していなくても支払いを続けることで支払い意思を見せたとしても、形式上は滞納と言うことになってしまっていますの、これが半年続くと実際に競売にかけられる対象となります。

第3章 返せない時はまずは相談!気軽に相談するならFPに相談するのがいい理由とは?

以上、今回は住宅ローンが返せないかもしれない時にどうすればいいのかをご紹介していきました。
住宅ローンが返せないかもしれないと感じた場合はまず、金融機関に相談をして、適切な処置を受けるようにすることが先決です。しかし、処置は金融機関に相談するだけで終わる訳ではありません。
なぜなら、住宅ローンが返せないと相談をしても住宅ローンを返さなくても良い訳ではないから。これからもう一度計画を立てて住宅ローンの返済に努めなければなりません。
もしあなたにお子さんがいた場合、教育費にいくらかかるのか、家族の誰かに持病がある場合にそのお金はどうすればいいのか。住宅ローンを返すことだけに目を向けていてはまた教育費や医療費の問題で金銭的な問題になりかねません。

そこで住宅ローンの返済とこれからのライフプランをもう一度定め直すためにFP(ファイナンシャルプランナー)と一緒にライフプランと住宅ローンの計画を立てていきませんか?
保険見直しくんでは住宅ローンでお悩みのあなたと経験豊富なFPを無料でマッチング!
お気軽にご相談ください。

FP無料相談

保険の見直しやお金に関する悩みは、FPに相談してみませんか?相談はもちろん無料!相談する場所や時間もあなたの自由!客観的な視点で、あなたやご家族のライフプランにあった保険の見直しをお手伝いします。ぜひお気軽にお問い合わせください!

無料相談窓口


➿お客さま専用フリーダイヤル