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【完全版】住宅購入の流れと踏むべきステップを徹底解説!注意点についても解決します!

住宅購入の流れで大切なのはいかに希望する予算と住宅のクオリティを近づけるかということ。実際にこの家に住みたい!と思っても計画した予算と合わなければ、住むことはできません。
そこで今回は皆さんが満足できる住宅を購入するための際の流れをご紹介していきます。ご紹介した流れを元に満足できる住宅を計画的に購入しましょう。

第1章 住宅購入の基礎知識を徹底解説!

住宅購入はいつ頃がいいの?

住宅購入の適正な時期は特にありません。20代の頃に購入するも30代になって購入するも人それぞれの自由ですが、平成29年度の住宅市場動向調査報告書において、リフォームや注文住宅に関わらず分譲住宅を購入するのは30歳代がもっとも多い結果になりました。
理由は30代に入ってからライフプランを決定する方が多くいらっしゃるからです。
現代では結婚や出産などのライフプランの決定の年齢は30代が最も多く、全てはその時期、内容に合わせて住宅購入をする方が多くいらっしゃるためです。

引用:平成29年度 住宅市場動向調査報告書

住宅購入の値段はどのくらいが目安?

住宅購入の値段はおよそ自分の年収の5倍が適正価格となっており、それ以上のローンを組むとこれからの資産形成に影響が出てくると言われています。
もちろん職業によってもローンを組める金額が変わってきますが、この金額はあくまでおおよその金額であり、頭金や住宅ローンの金利は概算には含まれてはいません。
したがって実際には年収の5倍の値段のお家を購入するのは比較的危険な方法であると考えておきましょう。
しかし、近年この年収5倍の考え方は崩れてきており、ご自身で適正な住宅価格を設定し、購入することが求められています。
詳細はこちらから確認してください。

第2章 これで決まり!住宅購入の流れを徹底解説!

家を買う際までの進め方

家を買う際には必要な順序が存在します。住宅購入ではこの順序を間違えて失敗してしまうケースが多くありますので、確認しておきましょう。

Step.1 どんな「場所」に住みたいのか

住宅購入において「場所」は大きなターニングポイントとなります。
仕事場や子育ての面を考慮し、都市部か郊外か治安は良いか気候や風土は良いかなどを決めることで、自然と予算を決める際の相場が絞られてきます。
注文住宅の場合ではこの場所によって土地代が大きく変わってきますので、どんな場所が良いのかを先に決めていきましょう。

Step.2 条件を決める

次に絶対に譲れない条件を決めましょう。
家は戸建かマンションか、注文住宅か新築住宅か中古住宅か、まずは住宅の種類を決めてからどんなお家に住みたいのか家族でしっかり話し合い、条件ベースで住宅購入の計画を進めていきましょう。もちろんどんな順序で住まいを決めるのかは自由ですが、以下の順序で条件を決めていくとスムーズに行くでしょう。

マンションか戸建か住宅の種類の決定

新築か中古か注文かを決める

家の修繕が可能か(庭などの有無)

駐車場は必要か・場所によって車が使えるかどうか
よくある例としては車を使いたいのにも関わらず坂道にある家を購入し、冬にアイスバーンとなり車が使えなくなってしまうなど。その土地の風土は住宅購入はもちろんこれからの生活に大きな関わりを示します。

Step.3 予算を決める

次に具体的な予算を考えていきましょう。
予算計画のセオリーはまず購入金額と返済期間を考えるということ。
物件を購入する多くの場合で購入金額と返済期間がズレているとローンの返済がうまくいかなくなることがあります。
そこで設定するのが、毎月どれくらいのお金なら返済できるのかという月々の返済額です。毎月の返済額は住宅ローンとその金利、そしてマンションなどであれば管理費も入れて計算し、毎月の返済額から返済にかかる期間を掛け算して試算してみましょう。

Step.4 見学・問い合わせ

予算が決まったら実際に以前のステップで決まった条件と予算を元に該当する家を探します。該当する物件の数は自由ですが、場所や不動産会社が違うと手続きた進め方も変わる可能性があるため、おおよそ3つほどの家を抑えてそれぞれの条件に合わせて最終的に1つに絞ります。
見学の注意点は特にありませんが、メジャーを持っていくと入居後に置くもののスペースや生活が見えてきやすいです。

Step.5 住宅ローン事前審査

物件が決まったら事前審査を受けます。
事前審査では年齢や収入、所有資産などが審査の基準になりますが、一番注目される点は「完済時の年齢」です。健康状態などもみられますが、担保となるものがあれば事前審査は通り安くなる傾向があります。
この事前審査に合格しなければのちの本審査も受けることができませんので、もし事前審査に合格しなかった場合は予算に何らかの問題がありますので、ステップ3からやり直しましょう。
詳しくは以下でチェックしてみてください。

Step.6 本審査・住宅ローンの申し込み

購入が決まり、事前審査に合格したからと言って安心するのはまだ早いです。
事前審査に合格してからはすぐに住宅ローンの申し込みを行い、本審査に合格して、これからの返済計画を考えていきましょう。
住宅ローンでの本審査で審査されるのは物件と人物です。
【物件審査】
物件審査では購入する方が特にすることはありません。
実際に価格にあった立地か耐震性かを診断して物件が適正な価格かどうかを定めます。

【人物審査】
人物審査で注目されるのは「本当に計画通りにローンを完済できるかどうか」です。
そのためには
・住宅ローン完済時の年齢
・返済人の健康状態
・世帯収入
・担保の有無や価値
など、様々な面で住宅ローンの契約を審査されます。頭金の金額によって審査の結果も変わりますが、審査で必要となる団体信用情報をまとめておくと良いでしょう。

詳しくは以下からチェックしてみてください。

Step.7 購入・契約成立

物件の希望が決定・事前審査に合格した次はいよいよ購入・契約になります。
契約の際には必要な書類を揃えることがもっとも重要になります。もし期日までに書類の準備ができずに遅れが出てしまうと、契約不履行になり再審査などになりかねません。事前に契約に必要となる書類を準備しておきましょう。
・抵当権設定契約書
・住民票
・印鑑証明書
・本人確認書類
などが契約時に必要な書類になります。

住宅の購入に際しての売買契約は不動産会社で行います。紹介した以上の書類が必要になりますが、各部に捺印が必要になることもありますので、わからない場合は不動産会社に印鑑を持っていくことをお勧めします。
加えて同時に手付け金や頭金の一部などを持参する可能性もあります。
前もって必要なものは不動産会社に確認しておきましょう。

第3章 やってはいけない!住宅購入の間違った進め方を解説!

それでは本項では実際にあった、やってはいけない住宅購入の進め方を3つご紹介します。
内容は全て住宅購入のお金についてのこと。
実は住宅購入で失敗したという方の過半数は立地や物件の条件面ではなく、物件購入の際にかかったお金で失敗したという感想が多くありました。
以下では物件購入でかかるお金で失敗しないために気をつけて欲しいポイントを踏まえた間違った物件購入の進め方をご紹介します。

外観や立地だけで決める

外観や立地だけで物件を決めてしまうと、まず今後のライフプランが崩れていきます。もしお子さんが生まれ、幼稚園に通わせる際に送り迎えが必要になるとその分で車が必要になったり、徒歩や自転車で移動できる範囲にスーパーがなかったり(あったとしても歩きでは体力的に難しい面も)する可能性があります。
予算的な面でも、お気に入りの家を見つけてしまってからでは先入観で、予算にあった家を選びづらくなります。
まずは条件、そして予算から。計画的に住宅選びを進めていきましょう。

先に見学や問い合わせをする

住宅購入において先に不動産屋に問い合わせをしてしまうと、結果的に高い物件の購入を勧められてしまう可能性が高くなるからです。
多くの不動産屋ではお気に入りの物件を見つけて、その物件のローンが通りそうな金融機関を探し、長期的なローンを組むということが多くあるため、予想していたよりも長く多くのローンを組むことになりかねません。
全ての不動産屋が該当するわけではありませんが、こうなってしまわないようにまずは予算を確実にして、これ以上の予算では購入しないというラインをしっかり決めてから購入を検討しましょう。

不動産屋の比較をしない

物件を購入する際には物件を比較することはもちろんですが、物件を管理している不動産会社も比較していかなければなりません。
というのも、不動産会社によって同じような物件を抑えていることも多く、全く同じ条件で値段が大幅に違うという物件も存在します。(仲介手数料の割合なども含めて)
そのため実際に物件の条件や立地が決まったのであればまず物件を考えるのではなく、条件にあう物件をもつ不動産会社を比較することから始めていきましょう。

どれくらいかかる?物件購入までの期間

物件購入はどんな住宅を購入しようか、立地を含めた条件が揃ってから物件契約に到るまでにおよそ半年以上かかります。もちろん半年で決めたり、一年以上かかったりする方もいらっしゃいますが、半数以上が半年という期間内に検討から購入までを進めています。
もし、お子さんが生まれる頃やライフプランに合わせて購入を検討しているようでしたらこの期間を目安に考えると良いでしょう。

第4章 住宅ローンが不安…もし返せなくなったらどうなるの?

住宅ローンは最低でも10年〜20年以上の返済が必要になるもの。住宅ローンを返す間も日常的に生活を営むためのお金はかかりますし、加えて金利も考えると住宅ローンを返済することに不安が出てきてしまうこともあるでしょう。
ここでは、そんな住宅ローンの悩みについてご紹介していきます。

結論!住宅ローンが返せなくなることはほとんどない!

住宅ローンが返せなくなることはほとんどありません。なぜなら、住宅ローンを組む際に同時に火災保険や団体信用生命保険に加入するからです。

住宅ローンと保険の関係性

住宅ローンを組む際には住宅ローンや
火災保険は、万が一事故や病気で一家の収入の多くを支えている方が亡くなり、住宅ローンが返せなくなった際も火災保険が降り、その保険金で住宅ローンを返せるようになっているのです。
もしも火災や生命に関わることが原因で住宅ローンが返せなくなった場合でも、その支払いが残るわけではなく、持っている物件を任意売却することにより住宅ローンは残さずに支払いを終えることができます。
詳しく知りたい方はこちらから。

保険は自分で決めるべし!その理由は〇〇が勧める保険にあった。

住宅会社や銀行が勧める火災保険や団体信用保険には、保険の設定額が住宅購入時に発生した債権額より多めに設定されることが多くあります。この理由は住宅会社と保険会社が結託している可能性があるからです。

住宅は「建物」と「家財」の保険のみでまず考える!

住宅会社やローンを組む際の金融機関から勧められる保険は内容として不必要な保障が含まれ、必要以上の保険料を払うことがあります。

例えば、高地で水害が少ないのにも関わらず、水害補償に加入していたり。
個人賠償責任保険に自動車保険で加入しているのに、火災保険で入っていたり。

火災保険や団体信用保険では様々な特約があり、勧められる保険には不必要な補償やすでに入っている保険などがあるため、保険に加入する際には自分で決めることで、より保険料を安く、確実な補償で保険に加入することができます。

・重複すると勿体無い保険

重複に特に気をつけて欲しいのは個人賠償責任保険です。個人賠償責任保険とはもし、家事などを起こし、他の家にも損害を与えてしまった際に発生した賠償金額を代わりに保険が払ってくれるというもの。
個人賠償責任保険は保障の幅が広く、家にも車にも人にも適応されるので安心はできますが、補償されるのは賠償額だけ。そのためたとえ、200万円の賠償が発生したとしても2つの個人賠償責任保険に加入している際は100万円+100万円=200万円の保険金が降りてきます。
つまり、個人賠償責任保険は2つ入っていても1つは無駄ということ。
重複している際はすぐに解約をして保険金を節約した方が、教育費や生活費にその分を当てることができます。

まずはFPに相談してみよう!無料であなたの保険を徹底攻略!

住宅購入において保険の加入は大事ですが、それ以上にご自身で必要な保険を決めていくことが大切になります。
しかし、保険を決めるのは多くの知識がないとできません。インターネットなどで調べても膨大な情報があり、なかなかうまく決められないもの。
そこで必要になるのが、保険のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)への保険相談です。FP(ファイナンシャルプランナー)は保険の売買が目的ではないためお客さま本位の保険のプラン提案が可能です。
「保険の見直しくん」では経験豊富なFP(ファイナンシャルプランナー)を紹介しています。もちろん紹介にあたっての料金は無料。
気になった方はお気軽にご相談ください。

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