COLUMN

近年話題のライフプランとは?FPが教えるライフプランの作り方を解説

ライフプランとは、自分自身や家族の夢の実現と、そこまでのプロセスに対する不安を軽減するための将来設計をすることです。

2020年以降、コロナウィルスの経済への影響が長引くことが確実視されているいま、個々がライフプランをしっかりとたて、将来の生活への準備をしておくことは必須な情勢。

そんな世界情勢が不透明な中で、私たちは何を準備し、どのように備えればよいのでしょうか?

ここでは、そんな誰もが持っている将来への不安に備えるためのライフプランについて、FPの監修のもとで詳しく解説します。

第1章 ライフプランの作成の仕方

ライフプランの作成は家族の未来のために大変重要。そこで、ライフプランを考える際には必ず1人で考えるのではなく、家族皆で話し合うように心がけてください。

家族の夢を出し合う

ライフプラン作成には、結婚や出産、子どもの進学、マイホーム計画、セカンドライフ計画など、家族の夢を具体的に書き出すことがスタートです。

そして、その予定がいつなのかを年表にしていきます。そこに必要な費用を大まかに書き込みながら把握するようにしましょう。

家計の見積りをだす

年表に大まかな計画が書き込めたら、次に行うのが家計の収支を把握すること。

そして、将来の収支の変化を年単位で年ごとに見積りましょう。その結果を基準にしながら預金額の増減を具体化し、夢の実現が可能かどうか、必要になる資金を準備できるのかを分析しながら考えます。

資産と負債のバランスを把握する

今現在の預金や借入金、家を購入するとき、子どもの自立や退職など、これから訪れる人生の大きな節目のタイミングで、家庭の資産と負債の状況を予測し、資産の配分や負債の抑える方法を考えておきます。

保険の加入と見直し

ここまで作り上げた家計収支見積りや保有資産の状況予測をもとに、もしも備える保険の加入や、いま加入している保険の見直しをします。

第2章 ライフプランを作成するタイミングは3つ

ライフプランを作成する際にベストなタイミングは大きく3回あります。
できれば早く計画だてることが理想ではありますが、これらのタイミングで見直しをすることも大切です。

結婚や出産のまえ

結婚や出産のまえは、ライフプラン作成の一番のタイミングです。結婚と出産は、人生における最初で最大の転機。それまでは、親のもとで生活していた人も、世帯主となって、配偶者や子供に対する責任が生まれます。

このタイミングでライフプランを作成することで、具体的な結婚や出産の時期を計画し、配偶者と夫婦としての働き方や、万一に備える適切な生命保険や学資保険選びもできます。

何よりも大事なことは、このライフプランの作成を通じて、夫婦間で将来の方向性を考えながら、家族の家計や生活目標を共有できるという点です。

住宅購入のまえ

結婚や出産の次にある大きな転機は、住宅の購入です。ライフプランを作成されている方は見直しと修正を。まだの方は作成をお勧めします。

住宅を購入するということは、借入をする時点で返済に無理がないのかの確認をすることはもちろん、子育てや現役の引退後に、住宅ローンの返済が家計に大きな影響を与えないかを検討しておくことが重要です。

退職するまえ

現代社会においては、退職した後のセカンドライフに不安を抱える方が多くいます。

この不安をなくすためにもライフプラン作りが大切です。退職後の働き方や、公的年金の年金額などを基準に、老後の家計収支を見積ります。

退職金などのまとまった資産がどのように変化していくのか、また、旅行などの余裕資金がどの程度確保できるのかを分析していきます。

このセカンドライフのための準備計画は、退職する10年前くらいから作成を始めるのがベスト。なぜなら、退職までに準備期間をもつことで、投資や預金などの資産形成の対策ができるからです。

このように、ライフプランの作成はあなただけではなく、あなたの大切な家族を守る大きな支えになるのです。

第3章 もしもあなたがライフプランを作成しようと思ったときはぜひFPに相談を!

もしもあなたがライフプランを作成しようと思ったときは、ぜひFPに相談してください。FPは保険や金融商品の専門家であるだけでなくご家庭のマネー、すなわち家計のドクターとも言われています。あなたのご家庭にあるさまざまな問題を上手に解決すべく、適切なアドバイスを提供致します。ご相談については、ご自宅やカフェなどでの対面だけでなく、ズームやTeams(マイクロソフト社)などを用いたオンラインで行うこともできます。なお、ご相談の申込みは、メールアドレスだけでOK!下記「無料相談窓口」より申し込みページにアクセスいただき、メールアドレスだけ入力し送信ボタンを押してください。その後、お名前や相談内容、面談希望日(3つまで入力可)といった詳細情報を入力するページのリンクをメールでお知らせいたします。

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