昔は隣の家の話し声がまる聞こえで、お隣さんがまた喧嘩してるわ！なんて会話も当たり前でした。しかし住宅の作りもが良くなり、個人のプライバシーも大切にする現代。

ちょっとした騒音も気になって仕方がなく、それがきっかけで大きな事件に発展するということも少なくありません。

常日頃から隣近所の騒音に悩まされていたり、近くを走る車や電車の騒音が気になる方。逆に、自宅で大音量で映画を観たいとか、好きな音楽を聞いたり、楽器を演奏したいという方もおられるでしょう。

そこで外からの騒音を防いだり、同時に自宅からの騒音を防ぐ方法とアイテムをご紹介します。是非とも参考にして下さいね！

第1章　音の出入口を遮断する

まず、騒音問題では音が出入りする場所を知ることが大切です。では、そもそも音が聞こえる原因を解説します。

音が入る場所、伝わる場所

一般に騒音が気になる場合に多いのが、窓が開いていたり換気口や通気口のような場所からの音の侵入です。それ以外には、窓を通して入る振動音や壁を通じて聞こえる音、家全体が振動する音があります。
しかし、基本的には窓や壁、家を通して入る音よりも圧倒的に大きい音が隙間や換気口などから入る音になります。

窓枠の隙間を遮断

窓の隙間のある部分に戸当たりテープといったスポンジ状のテープを貼ると効果的です。また、台所用のメラミンスポンジを切って使うのも効果が大きいです。安く済みますし、冷暖房の効率も上がります。

窓を通過する音を遮断

窓枠や隙間からの騒音よりはわずかですが、窓自体からも音は伝わります。ホームセンターや100円均一などにもある断熱材を貼ると効果があります。光も遮断してしまいますが、防音材を貼ると更に効果が出ますので、映画鑑賞用のお部屋などには分厚い防音材もお勧めです。お金がかかりますが2重窓も効果的です。

通気口・換気口からの騒音対策

これはどうしても生活上必要なものですので、完全に塞ぐことはお勧め出来ません。しかし、ホームセンターなどで市販のカバーなどがあるので利用しましょう。また、不必要な通気口はガムテープや専用キットで塞ぐことも可能です。もし不必要な通気口があれば、害虫侵入や空調の効きにも効果があるので是非お試しください。

外壁からの騒音

壁からの騒音を防ぐには、通常内壁に使われる遮音シートがお勧めです。遮音シートは薄くてカットもできるので、もしも賃貸住宅にお住みの方でも使えます。また、更に音を消したい場合は吸音材や防音材を、遮音シートを貼った上から重ねると万全です。

家全体が揺れている場合

これは、線路や高速道路、国道沿いの家に多いのですが、この場合は残念ながら既存の家に自分で防音できる域は超えています。建て替えや、大きなリフォーム工事が必要です。

第2章　音の特徴を知る

騒音には種類があります。そして、その特徴をつかむことで対処法が変わります。
次はその騒音がどのような音で、どのように伝わっているのかを解説しましょう。

騒音の種類

いつもあなたが悩まされている騒音。その音が何から出ている音なのかが分かると対策も変わります。ここでは、そんな音の種類別の対策を紹介します。

車やバイクの音

車やバイクの音は低音から高音まで幅広く、主に窓やドアから侵入します。戸当たりシートやメラミンスポンジなどで対策してください。

音響機器や楽器の音

カラオケやステレオ、楽器のアンプなどの音は低音、重低音が伝わりやすく、壁を通過します。このため、遮音シートと吸音・防音材が効果的です。

話し声

ご近所さんの井戸端会議や子どもの遊び声が気になる場合、その音の侵入口は大半が壁。話し声が気になる壁には防音性能が低いことが多いので、遮音シートで解決できる場合がほとんどです。

工場などの機械音

機械音にも様々ありますが、そのほとんどが空気振動であるために窓とドアの防音でほとんど解消出来るでしょう。

第3章　騒音対策のまとめ

このように、ひとことで騒音と言っても音には様々な発生の原因と特徴があります。
しかしその特徴を掴めば、かなりの確率で騒音の悩みが軽減されるのです。もしもあなたが騒音でお悩みの場合は、あきらめずにFPなどにご相談ください。

第4章　もしもあなたが騒音に困ったらFPにご相談ください！

もしもあなたが自宅の騒音でお困りの場合には、是非ともFPに相談して下さい。
FPは保険や金融商品の専門家であるだけでなく、さまざまな家庭の生活に関する問題やお金のドクターなのです。いま、FPの活躍が大きく注目されています。
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